- 帰省先での寝違えは枕や睡眠環境の変化が原因で起こる
- 猫背など日頃の姿勢の乱れが寝違えのリスクを高める
- 日頃から胸張りストレッチなどで体をほぐす習慣と枕の持参で寝違えを予防できる
【この記事を書いた人】
氏名:廣畑 駿也(ひろはた しゅんや)

資格:理学療法士
臨床経験:
病院・クリニック勤務にて、整形外科を中心に脳神経・呼吸器など幅広い分野の治療に16年間携わる。
得意分野:
・長年の肩こり・腰痛・膝の痛みといった慢性的な不調
・怪我・病気・手術後の不調
所属院:ひろはた整体ラボ(JR三田駅徒歩3分)
「久しぶりに実家に帰ったら、翌朝首が痛くなっていた…」
「いつもと違う枕で寝たら、寝違えになってしまった」
このようなお悩みの方に、このブログがお役に立てるかもしれません。
こんにちは。
兵庫県三田市で開業しています、ひろはた整体ラボの廣畑です。
ゴールデンウィーク中に帰省された方が、実家の枕で寝たところ翌朝に首のひどい痛みで当ラボに来られました。
その方はデスクワークと長時間の運転が多く、もともと猫背になりやすい状態でした。
「久々に帰省して枕が変わったからかな?」と思われていたみたいですが、実は枕が変わったことだけが原因ではなかったと考えられます。
「外泊先で首が痛くなる」という経験があればこのブログがお役に立てるかもしれません。
ぜひ、最後までご覧ください。
結論|寝違えを防ぐためのポイントとは?
寝違えを防ぐために大切なことをお伝えします。
日頃から体が伸びやすい状態を保つ
日頃から姿勢を意識して体が伸びやすい状態を保つことが根本的な予防につながります。
セルフケアとして肩甲骨を背骨に寄せる「胸はりストレッチ」も効果的です。
- 座った状態から、背骨に肩甲骨を寄せるように意識します
- 息は止めないように胸をはりながら息を吸って、戻す時に吐きます
- 胸をはった状態で5秒間ストレッチします(痛みのない範囲で行いましょう)
- 1時間に1〜2回行う意識して行うと効果的です

このストレッチは首に負担の少ない運動ですので、症状がある際も痛みの範囲内で行ってみてください。
枕を持参する
普段から肩こりや首こりで悩んでいる場合は、自分に合った枕を持っていくことで、睡眠中の首への負担を大きく減らすことができます。
ただ、もちろん外出先によっては枕をもっていくことは難しいかもしれません。
その際は、普段使用されている枕の高さや硬さに合わせて、タオルなどで調整する方法もあります。

もし、寝違えになってしまったら?
出先で寝違えになってしまうと、どうにかしたいという思いから、無理にでも動かしてしまいがちですよね。
でもここはグッと我慢して、無理に動かさないようにしてください。
まず、その理由をお伝えしますね
そもそも「寝違え」とは?
寝違えとは、睡眠中に首や肩の筋肉が不自然な姿勢で緊張し続けることで、起床時に首の痛みや動きにくさが生じる状態です。
首を動かすと痛みが走り、特定の方向に向けにくくなることが特徴です。
医学的には「急性疼痛性頸部拘縮(きゅうせいとうつうせいけいぶこうしゅく)」とも呼ばれています。

原因ははっきりしていませんが、目覚めた後に痛みが生じるため睡眠時の筋肉の血流不足・疲労や関節包の炎症などが原因ではないかといわれています。
自然経過の中で、症状は改善に向かいますが、全く改善しない・症状が悪化する場合は、他の原因があることがあります。
その際は早めに病院などで受診しましょう。
なぜ帰省したときに寝違えになってしまったのか?
自宅では問題なく眠れているのに、帰省先では寝違えになってしまう
その理由のひとつが枕の高さと硬さです。

普段使っている枕は、自分の体型や寝姿勢に合わせて自然と「慣れた高さ・硬さ」になっています。
しかし帰省先では全く異なる枕を使うことになります。
あお向けで寝たときに体が伸びにくかったり、横向きになったときに首が片方に傾いてしまったりすることで、睡眠中に体のどこかが緊張した状態が続いてしまいます。
この緊張が首や肩の筋肉に負担をかけ、寝違えとして症状が現れるのです。
「じゃあ枕さえ合っていれば大丈夫?」
実はそれだけではありません。
猫背が寝違えの原因?
デスクワークや長時間の運転が多い方は、気づかないうちに猫背になりやすくなっています。
猫背の状態では首が前に出て背骨全体が丸まった姿勢で固まってしまいます。

この姿勢で固まると、あお向けで寝たときに体が真っすぐ伸びにくくなります。
横向きで寝たときも首が不自然な角度に傾きやすくなります。
つまり猫背の状態では、たとえ自宅の慣れた枕を使っていても睡眠中の筋肉への負担が増えている状態なのです。

そこに帰省による枕の変化が加わることで、普段よりも格段に寝違えが起こりやすくなってしまうのです。
体の状態が車でいうボロボロのタイヤのようなもので、普段の道(慣れた枕)なら何とか走れていても、少し道が変わった(枕が変わった)だけでバランスを崩してしまうんです。
まとめ|寝違えでお困りの方へ
最後までご覧いただきありがとうございました。
この度のブログでは帰省などの外泊先で寝違えになる原因と対策をお伝えしました。
もともとの猫背姿勢が体を伸びにくくしており、そこに枕の変化が加わることで寝違えが起こりやすくなるということは対策は可能です。
今回お伝えした対策をぜひ試してみてください。
また、
「普段から肩こり・首こりが気になる」
「なかなか自分にあった枕の高さがわからない」
といったお悩みがある場合は、LINEかお電話でご相談ください。
LINEでは24時間ご連絡受け付けています。

ひろはた整体ラボでは、理学療法士として16年間培った経験を活かし、あなたの体に合わせた施術をご提供しています。
このブログが皆様のお役に立てば幸いです。
- 帰省したときに寝違えになりやすいのはなぜ?
-
普段と違う枕や寝具など、睡眠環境の変化によって首に負担がかかりやすくなるためです。
- 寝違えと猫背はどう関係しているの?
-
猫背の姿勢は首や肩に慢性的な負担をかけるため、睡眠中に寝違えが起きやすくなります。
- 帰省先での寝違えを防ぐには?
-
日頃から体をほぐして柔軟性を保つことと、使い慣れた枕を持参することが効果的です。
参考文献
- 日本臨床整形外科学会HP
https://jcoa.gr.jp/ - 城内病院「寝違え(急性疼痛性頸部拘縮)とは?」
https://jyonai-hp.sankenkai.or.jp/orthopaedic-surgery/about-acute-painful-neck-constriction/


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