秋になると体がだるい・疲れが取れない…秋バテの正体とは?

「朝起きても、体がだるい」

「夏は乗り切ったのに、涼しくなってから疲れが取れない」

「だるいだけじゃなくて、肩や腰まで痛くなってきた」

このようなお悩みをお持ちの方に、このブログがお役に立てれば幸いです。


こんにちは。

兵庫県三田市で開業しています、ひろはた整体ラボの廣畑です。

例年、暑い日が長く続く傾向がある一方で、台風シーズンに入ると、急に気温が下がる日が増えました。

この時期になると、当ラボにも「体がだるい」「疲れが取れない」と話される方が増えてきます。

今回は、いわゆる「秋バテ」について、だるさが生じる理由と、今日からできる対策をお話しします。

目次

結論|秋バテのだるさは、急な気温の変化に自律神経がついていけていないサイン

結論からお伝えします。

秋になると体がだるい・疲れが取れないのは、急な気温や気候の変化に、体の切り替えを担う自律神経がついていけていないことが大きな理由です。

暑さに合わせて働いていた体が、涼しさに合わせ直す前に、また暑い日が来る。

この切り替えを何度も繰り返すうちに自律神経が疲れてしまい、だるさや疲れの抜けにくさとして現れてきます。

対策としては、ぬるめのお湯にゆっくり浸かる・朝日を浴びる・深呼吸・体を温める食べ物、の4つをご紹介します。

毎年この時期に調子を崩しやすいと感じている方もご安心ください。

理由や対策法を知ることで、この時期を快適に過ごすことができます。

ぜひご覧ください。

きっかけになった、40代女性の患者さん

先日、飲食店で接客のお仕事をされている40代の女性の方が来院されました。

お話を伺うと、「左の肩が痛くなったり、右の腰が痛くなったりする」とのこと。

それに加えて、「体がだるくて、疲れが取れない」と話され、まさに秋バテの症状をおっしゃられたんですね。

この方のお話が、今回このブログを書こうと思ったきっかけです。

秋バテでだるさが生じる理由は、急な気温と気候の変化

では、なぜ気温の変化でだるくなるのでしょうか。

私たちの体には、自律神経(じりつしんけい)という、体の調子を自動で整えてくれる神経があります。

暑いときは汗をかいて体温を下げ、寒いときは血管を縮めて体温を保つ、といった切り替えを担っています。

夏の間、この自律神経は暑さに合わせてフル稼働してきました。

そこに秋の急な気温の下がり方が加わると、体は「暑さ仕様」から「涼しさ仕様」へ、急いで切り替える必要が出てきます。

さらに、この時期は台風や低気圧で、気圧の変化も大きくなります。

気圧の変化も自律神経を揺さぶるため、頭痛と同じ仕組みでだるさが出る方もいらっしゃいます。

台風と頭痛の関係については、こちらの記事で詳しくお話ししています。

夏の疲れを引きずったままの自律神経に、気温と気圧の変化が重なることが、秋バテの正体です。

つまり、自律神経を落ち着かせてあげることが、秋バテのだるさ対策の土台になります。

そこで役立つのが、冒頭でお伝えした4つのセルフケアです。

交感神経と副交感神経のはたらきの違いを示した図

秋バテのだるさを和らげる4つのセルフケア

ここからは、私が普段からお伝えしている4つの方法をご紹介します。

全部やろうとしなくて大丈夫です。

できそうなものから、一つずつ取り入れてみてください。

1. ぬるめのお湯にゆっくり浸かる

暑い時期は、シャワーだけで済ませていた方も多いかと思います。

熱いと感じない、ぬるめのお湯に、肩の力が抜けるまでゆっくり浸かってみてください。

ぬるめのお湯に浸かると、体を休ませる側の自律神経(副交感神経)が働きやすくなります。

湯船にゆっくり浸かるのは、自律神経を整えるのに最適です。

ぬるめのお湯にゆっくり浸かる女性のイラスト

2. 朝日を浴びる

起きたらカーテンを開けて、朝の光を浴びてみてください。

朝日を浴びると体内時計がリセットされ、自律神経の切り替えのリズムが整いやすくなります。

ベランダや窓際で、数分過ごすだけで十分です。

秋は日が短くなってくるので、意識して光を浴びる時間をつくることが大切です。

3. 深呼吸

だるいときほど、呼吸は浅くなりがちです。

鼻からゆっくり吸って、口から細く長く吐く。

吐く息を長くすることで、体を休ませる側の自律神経が働きやすくなります。

私がおすすめしているやり方は、こちらの記事で詳しくお話ししています。

4. 体を温める食べ物

夏の間の冷たい飲み物や食べ物で、胃腸は思った以上に冷えています。

生姜やネギ、根菜を使った温かい汁物など、体の中から温める食事を意識してみてください。

温かいものを口にすると、お腹の緊張がゆるみ、自律神経も落ち着きやすくなります。

体を温める温かい汁物と生姜、根菜のイラスト

秋バテの対策をしても追いつかないときは、姿勢の歪みが関係していることも

まずは、ここまでお伝えした4つの対策を続けてみてください。

ただ、対策を続けても、毎年この時期になると調子を崩してしまう方がいらっしゃいます。

同じ気温の変化を受けても、調子を崩す方と崩さない方がいらっしゃるんですね。

その差の一つが、姿勢の歪みだと私は考えています。

姿勢の歪みがあると、筋肉が常に緊張して血流が悪くなり、疲れが抜けにくくなります。

背骨のまわりには自律神経が通っていて、歪みがあると自律神経が乱れやすくなります。

さらに、歪みで胸が開きにくくなると、呼吸が浅くなります。

つまり、姿勢の歪みがある状態は、気温の変化が来る前から、自律神経が疲れやすい土台になっているのです。

エアコンのフィルターに汚れが溜まると、同じ設定でも効きが悪くなります。

体も同じで、歪みという汚れが溜まったままでは、せっかくのセルフケアの効きも鈍くなってしまいます。

冒頭でお話しした40代の女性の方も、体を見てみると、背骨の歪みが以前よりも強くなっていました。

歪みを整えていくと、肩や腰の痛みとあわせて、だるさも和らいでいかれました。

もちろん、体の変化には個人差があります。

だからこそ当ラボでは、「なぜこの方は秋になると調子を崩すのか」というところから、姿勢や体の使い方を一緒に見ていくことを大切にしています。

汚れが溜まったエアコンのフィルターのイラスト

おわりに|秋バテのだるさは、まず自律神経を落ち着かせることから

最後までお読みいただきありがとうございました。

この度のブログでは、秋バテで体がだるい・疲れが取れない背景には、急な気温の変化による自律神経の乱れがあることをお話ししました。

まずはご紹介した4つのセルフケアを、できる範囲で2週間ほど続けてみてください。

それを続けても「毎年この時期はつらい」というときは、姿勢の歪みが背景にあるのかもしれません。

もし日頃から、疲れが取れにくい・慢性的な肩こりや腰痛がある、というお悩みがあれば、もしかすると当ラボの施術がお役に立てるかもしれません。

なかなか改善しない…という方は、お気軽にLINEかお電話でご相談ください。

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ひろはた整体ラボでは、理学療法士として16年間培った経験を活かし、あなたの体に合わせた施術をご提供しています。

このブログが皆様のお役に立てば幸いです。

夏バテと秋バテは、何が違うのですか?

夏バテは、暑さそのものや冷房との温度差で体力を消耗して起こる不調です。秋バテは、夏の疲れを引きずったまま、秋の急な気温の下がり方や台風による気圧の変化を受けて起こる不調です。どちらも自律神経の乱れが関わっている点は共通しています。

秋バテのだるさは、いつまで続きますか?

気温が安定してくると、自然と落ち着いてくる方が多いです。ただ、夏の疲れや姿勢の歪みが溜まっている方は、長引くこともあります。個人差がありますので、セルフケアを続けても変わらない場合は、体の状態を一度見直してみてください。

だるさが長く続くときは、病院に行ったほうがいいですか?

だるさに加えて、発熱・体重の減少・強い気分の落ち込み・食事がとれないといった症状がある場合は、秋バテ以外の原因も考えられます。その場合は、内科など医療機関にご相談ください。

秋バテと、肩こりや腰痛は関係がありますか?

関係することがあります。自律神経が乱れると筋肉の緊張がゆるみにくくなり、もともと歪みのある肩や腰に、痛みとして出てくることがあります。今回ご紹介した40代の女性の方も、だるさと肩や腰の痛みが同時に出ていました。

参考文献

秋バテの症状と原因、入浴や朝の光と自律神経の関係については、下記の資料をもとにしています。

  • アリナミン製薬「秋バテとは?原因と症状、対策について」
    https://alinamin-kenko.jp/navi/navi_kizi_akibate.html
  • 公立学校共済組合「ぬるめのお湯で気持ちもほぐれる 自律神経のバランスを整える入浴法」
    https://www.kouritu.or.jp/kokoro/column/bathing/index.html
  • 厚生労働省 e-ヘルスネット「快眠と生活習慣」
    https://kennet.mhlw.go.jp/information/information/heart/k-01-004.html

(理学療法士 廣畑 駿也 監修)

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この記事を書いた人

廣畑 駿也のアバター 廣畑 駿也 ひろはた整体ラボ

資格:理学療法士
臨床経験:病院・クリニック勤務にて、整形外科を中心に脳神経・呼吸器など幅広い分野の治療に16年間携わる。
得意分野:長年の肩こり・腰痛・膝の痛みといった慢性的な不調・怪我・病気・手術後の不調
所属院:ひろはた整体ラボ(JR三田駅徒歩3分)

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