50代女性のつらい腰痛が起こる原因とは?自宅でできる改善法を紹介
- 50代女性の腰痛の主な原因は、女性ホルモンの減少による筋肉・骨の変化であること
- 家事の合間にできる簡単なストレッチで腰痛を和らげられること
- 温め・正しい姿勢・適切な休息の習慣化で腰痛を予防できること
【この記事を書いた人】
氏名:廣畑 駿也(ひろはた しゅんや)

資格:理学療法士
臨床経験:
病院・クリニック勤務にて、整形外科を中心に脳神経・呼吸器など幅広い分野の治療に16年間携わる。
得意分野:
・長年の肩こり・腰痛・膝の痛みといった慢性的な不調
・怪我・病気・手術後の不調
所属院:ひろはた整体ラボ(JR三田駅徒歩3分)
「最近ずっと腰が重くて、何をするものおっくう…」
「腰が痛くて家事をするのがつらい」
毎日の生活でこのように感じることはありませんか?
このブログでは、50代女性で腰痛の方を施術した経験をもとに、その原因と予防法をお伝えします。

こんにちは。
兵庫県三田市で開業しています、ひろはた整体ラボの廣畑です。
先日、50代女性で10年前から腰痛に悩まされている方がいらっしゃいました。
ここ最近は腰痛とともに倦怠感もあり動くことが億劫になっていたとのこと。
ご家族さんからは
「もっと動いほうがいいよ!」
となかなかご自身の症状を理解してもらえていないと感じていたそうです。

無理をして動いても、腰痛が強くなってしまったらどうしようという不安を抱えるのは当然のことだとおもいます。
実は、50代女性がつらい腰痛になってしまう方の多くに共通の理由があります。
このたびのブログでは50代女性に多い腰痛の原因からすぐできる予防法をご紹介します。
このブログが、同じような悩みを持つ皆さんの助けになれば嬉しいです。
ぜひ最後までご覧ください。
なぜ増える?50代女性の腰痛と全身の不調の原因とは?

「腰痛がひどくなるし、体全体が重だるい。」
「急に寒さを感じたり、逆に熱くなって汗が止まらない」
「イライラすることが多くなった」
50代女性の多くの方から、このような声をよく聞きます。
実はこれらの症状には共通の原因があるかもしれません。
それは女性ホルモンの変化による影響です。
女性ホルモンの変化が引き起こす体の変化
体の柔軟性って、女性の方が男性より柔らかい方が多いイメージがありませんか?
その理由の一つに、女性に多く分泌される「エストロゲン」という女性ホルモンがあります。
エストロゲンには、お肌や筋肉などの水分を保持する作用があり、体の柔軟性を保つ重要な役割を担っています。

50代になると、このエストロゲンの分泌が徐々に減少し始めます。
その結果
・筋肉が硬くなりやすい
・関節の動きが悪くなる
・腰痛が起こりやすくなる
といった変化が現れます。
また、エストロゲンは体温調節や自律神経のバランスを整える脳の視床下部(ししょうかぶ)というところに作用しています。
そのため、エストロゲンの減少は体温調節機能や自律神経系にも影響を与え、様々な体調の変化を感じやすくなります。
腰痛解消のための家事の合間にできるストレッチとは?
先ほど説明した女性ホルモンの変化は、体に大きな影響を与えています。
特に、筋肉の硬さは腰痛に直結する重要な要素になってしまうのです。

「洗濯物を干すときに腰が痛い」
「掃除機をかけているとつらい」
などといった、何気ない日常動作での痛みを訴えられます。
では、なぜ筋肉が硬くなると腰痛につながるのでしょうか?
私たちの背骨は24個の椎骨(ついこつ)でできており、腰の部分である腰椎(ようつい)は5つあります。

この腰椎は、建物でいえば大黒柱のような役割を果たしているのです。
そして、この大黒柱を支えているのが周りの筋肉です。
全身の栄養や酸素を送り届けるためには「血の循環」が重要です。
筋肉は関節を動かす役割に加えて、血管に対してポンプのように働き全身に血液を運ぶ手助けしてくれています。
庭のガーデンホースがねじれて水の出が悪くなった体験はありませんか?

それと同じように、筋肉は硬くなってしまうと血管を圧迫して血の循環が悪くなってしまいます。
その結果、栄養や酸素は筋肉や関節に届きにくくなり老廃物が溜まり、腰痛になってしまうのです。

腰の筋肉に負担をかけてしまう原因は以下のものがあります。
・過度な負荷: 重いものを持ち上げる、急な動きで体をひねるなど
・同じ姿勢の継続: 立ち仕事、デスクワーク、長時間の座り姿勢など
ただ、いくら気を付けていたとしても仕事や家事で腰に負担をかけてしまうことってありますよね。
その対策として、筋肉のストレッチを日常に取り入れることで腰痛を予防することが可能です。
では、実際にご自宅でできる簡単なストレッチをご紹介します。
背伸び
仰向けで背伸びすることで、腰の筋肉を緩めることができます。
両手を合わせ、肘を伸ばした姿勢を意識して行ってみてください。

足首の上げ下げ
ふくらはぎの筋肉をストレッチ紹介します。
足は心臓から一番離れた位置にあり、血液を心臓に戻すためにふくらはぎの筋肉が重要な働きをしてくれます。
そのため、ふくらはぎは「第2の心臓」と言われています。
しかし、ふくらはぎの筋肉は体重を支える役割もしているので、疲労し硬くなってしまいがちです。
仰向けで、膝をしっかり伸ばした状態で足首を上げ下げするとストレッチの効果は抜群です。

あし上げ
仰向けであしを持ち上げる運動をすることで、太もも裏の筋肉をストレッチしながらお腹の筋肉を鍛えることができます。
さらに、あしを心臓より高い位置にすることで血の循環を良くする効果が期待できます。
左右交互に行ってみましょう。

これらのストレッチそれぞれ5回、起床時と就寝前に行うと効果的です。
たくさん紹介しましたが、全て行う必要はありません。
まずは一つだけでもいいので試していただくと効果が実感できます。
ぜひ、実践してみてください。
50代女性が腰痛予防のために気をつけるべき生活習慣とは?
「忙しいし、対策もできる自信がない」
と思われるかもしれませんが、大丈夫です。
最後に紹介する日常生活での予防法はとても簡単でちょっとした工夫で、腰への負担を大きく減らすことができるんです。
温めることを意識する

期待できる効果
・筋肉の緊張がほぐれ、柔軟性が向上
・血行が促進され、疲労物質の排出を促進
・自律神経のバランスを整え、リラックス効果も
【実践ポイント】
・40℃くらいのぬるめのお湯に10分程度つかる
・腰回りを温める服装を心がける
負担をかけない姿勢を意識
期待できる効果
・腰椎への急激な負担を防止
・腰の筋肉への過度な負荷を軽減
・長期的な腰痛を予防
【実践ポイント】
・重いものを持つときは膝を曲げて
腰ではなく足の大きな筋肉を使うことで腰への負担を軽減

・こまめに姿勢を変える
適切な休息をとる

期待できる効果
・筋肉の疲労回復を促進
・腰椎周辺の組織の修復を促す
・心身のリフレッシュによるストレス軽減
【実践ポイント】
・1時間に1回は軽く体を動かす
・横になれる時は積極的に休む
・睡眠時間を確保する
おわりに|腰痛でお悩みの女性へ
最後までご覧いただきありがとうございました。
今回のブログでは、50代女性が腰痛になってしまう理由と対策をお話ししました。
一人ひとりの体の状態や生活習慣は異なります。
だからこそ、今回紹介した方法はすべて行う必要はありません。
ご紹介した方法の中で、ご自身に合った方法を見つけていただければ幸いです。
また、このブログのことを取り組んでもよくならない時やご自身でケアが難しい場合はお気軽にご相談ください。
ご相談は下記LINEから24時間受け付けております。
※お電話でも受け付けております(受付時間内)

ひろはた整体ラボでは、理学療法士として16年間培った経験を活かし、あなたの体に合わせた施術をご提供しています。
このブログが皆様のお役に立てば幸いです。
- 50代女性の腰痛は更年期と関係がありますか?
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はい、関係があります。エストロゲンの減少により骨密度が低下し、筋肉も弱くなることで腰への負担が増します。また、自律神経の乱れが痛みへの感受性を高めることもあります。
- 家事をしながらでもできるストレッチはありますか?
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はい、背伸び・足首の上げ下げ・足上げなど、立ったままできる簡単な運動があります。毎日少しずつ取り入れることで、腰痛の改善・予防が期待できます。
- 腰痛予防のために日常生活で気をつけることは何ですか?
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腰を温めて血流を促すこと、背筋を伸ばした正しい姿勢を意識すること、こまめに休息をとることが大切です。これらを習慣化することで、慢性的な腰痛の予防につながります。

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