「ズーンと重い」頭痛の原因とは?|姿勢を整えて薬に頼らず過ごす方法

この記事でわかること
  • 「ズーンと重い」頭痛(緊張型頭痛)は、筋肉の緊張と姿勢のゆがみが根本原因
  • お風呂に入ると楽になるのは一時的な血流改善のためで、根本的な解決にはならない
  • 姿勢のセルフチェックと首のストレッチを2週間続けることで、薬に頼らず改善が期待できる

【この記事を書いた人】

氏名:廣畑 駿也(ひろはた しゅんや)

廣畑 駿也

資格:理学療法士
臨床経験:
病院・クリニック勤務にて、整形外科を中心に脳神経・呼吸器など幅広い分野の治療に16年間携わる。
得意分野:
・長年の肩こり・腰痛・膝の痛みといった慢性的な不調
・怪我・病気・手術後の不調
所属院:ひろはた整体ラボ(JR三田駅徒歩3分)

「長時間の運転や移動のあと、決まって頭が締め付けられるように痛くなる

「頭痛が出るたびに薬を飲んでいるけど、飲み続けていいのか不安」

「頭痛の治し方が知りたい」

このようなお悩みの方に、このブログがお役に立てるかもしれません。


こんにちは。

兵庫県三田市で開業しています、ひろはた整体ラボの廣畑です。

先日、長年の頭痛に悩まれていた40代の男性患者さんが来院されました。

飲食店を自営されており、学生のころから頭痛に悩まれていたとのことでした。

最近、頭痛を強く感じるようになったのは、車の運転中や仕事で立ちっぱなしのときだったようです。

さらに詳しくお話を伺うと、

「仕事中にもまた痛みが出るんじゃないかという不安」が一番のお悩みでした。

頭痛が出るかもしれないという考えながら仕事をされていると不安もどんどん強くなってしまいますよね。

お悩みや症状を聞いていくうちに、この患者さんの頭痛は「緊張型頭痛」であるのではと考えました。

聞き覚えのない方もいらっしゃると思います。

そこでこの度のブログでは緊張型頭痛について、原因や自宅でできるセルフケアをわかりやすくお伝えします。

ぜひ最後までご覧ください。

目次

緊張型頭痛の原因とは?「締め付け感」を生み出すしくみ

「なんとなく頭が重い」

「頭全体をギュッと締め付けられるような感じがする」

という経験はありませんか?

これが緊張型頭痛の特徴的なサインで、締め付けられるような鈍い痛みが続くのが緊張型頭痛の特徴です。

なぜ「締め付け感」が生まれるのか

長時間同じ姿勢を続けたり、体のゆがみで特定の筋肉に負担が集中したりすると、筋肉や関節はその位置で硬くやすくなります。

筋肉が硬くなると、どんな悪い影響が出ると思いますか?

実は筋肉は血液を心臓に通り返すポンプの役割もしていますが、もし筋肉が硬くなると血管が圧迫されて血流が低下します。

圧迫されて血流が悪くなると痛みや疲労を引き起こす物質も上手く流れず、蓄積してしまいます。

例えば、川の流れが流木などで止められてしまうと、川の水は濁って汚れてしまいますよね。

このように、老廃物が溜まってしまうことが、締め付けられるような頭痛の正体なんです。

特に、肩や首の筋肉はボーリング玉ほどある頭の重みをずっと支えています。

頭が体の真上にあるときは、安定して肩や首に負担はかかりにくいのですが、座りっぱなしや、立ち仕事で前屈みになるようなことがあると頭の位置はどんどん前にいってしまいます。

すると、頭が前に移動した分、不安定になってしまうので、肩や首の筋肉や関節に負担がかかり「緊張型頭痛」になってしまうのです。

 

「お風呂に入ると頭痛が楽になる」のはなぜ?

「アルコールを飲んだあとや、お風呂上がりに頭痛が和らぐ」

という経験がある方もいるのではないでしょうか。

これは、温めたりやアルコールの作用で血管が拡がりやすく、溜まっていた痛み物質が流れやすくなるからです。

ということは、血流を改善することが緊張型頭痛の治し方の重要なポイントになりますよね。

血流の改善には、特に重要なことは「姿勢」にあると私は考えています。

薬に頼らず頭痛を治す方法とは?|「姿勢のゆがみ」を整えるべき理由

「姿勢といわれてもどうしたらいいかわからない」

と思われるのではないでしょうか。

実は、姿勢のゆがみは自覚しにくいものです。

今回の施術させていただいた患者さんは後ろからみた時の姿勢が、左肩が右肩より下がった状態で、背骨も左にカーブしていました。

では、この状態を、家の柱で例えてみましょう。

柱がまっすぐなうちは、建物全体をバランスよく支えられます。

でも一本の柱が傾くと、倒れないように周囲で補強しなければなりませんよね。

体の中でも同じことが起きています。

背骨が傾くと、周りの筋肉がその姿勢を支えようと常に働き続けます。

特に長時間の座り姿勢や首に負担をかける仕事では、背中や肩まわりの筋肉に負担をかけてしまいます。

つまり、薬で痛みを抑えるだけでは根本の解決にはなりません。

姿勢を整えることで背中・肩まわりの筋肉の緊張がほぐれ、頭への血流が改善し、頭痛の根本的な改善へとつながっていくのです。

緊張型頭痛のセルフチェック|自宅でできる姿勢確認と治し方

今回、頭痛を改善するための首のストレッチを紹介します。

首のストレッチを行うことで、全体の姿勢も良くなります。

ただ、ストレッチをご紹介する前にまず姿勢のチェックを行ってみましょう。

姿勢のセルフチェック方法

壁を使った方法をご紹介します。

壁を背にして立ち、かかと・お尻・後頭部・両肩の4点を壁につけてみてください。

チェックする部分としては:

・姿勢が窮屈に感じる

・壁につかない(腰やお尻が浮いてしまうなど)

このような場合は、正しい姿勢が取りにくくなっているサインになります。

当てはまる場合は、次に紹介する首のストレッチを行うことで、体全体の姿勢を整えることができます。

首の筋肉ストレッチ法

では次に、実際の対策法として首の筋肉をストレッチする方法をお伝えします。

やり方:

  • あお向けで寝ます
  • この状態で顎を引いていきます
    両手を顎の上に置いて少し下に押すようにするとスムーズにできます
    このときに後頭部が浮かないように注意しましょう。
  • 引いた状態を5秒程度保ちます

いかがだったでしょうか?

実際に試して、首の周りの緊張が取れてくると、体のバランスも良くなります。

ぜひ、試してみてください。

おわりに|頭痛でお困りの方へ

最後までお読みいただきありがとうございました。

今回、頭痛の中でも筋肉の疲労による緊張型頭痛についてお話ししました。

緊張型頭痛は筋肉の緊張によって起こる頭痛です。

頭痛にはさまざまな原因があり、それぞれ対処法が異なります。

普段、体に負担をかけてしまっている、デスクワークや窮屈な姿勢で作業をすることが多いなど姿勢が大きく影響するのが緊張型頭痛です。

思い当たる方は、今回ご紹介した方法をまずは2週間試してみてください。

 それでも「やっぱり薬を頼らないとダメ」「なかなか改善しない」という場合は、他にも原因があるかもしれません。

そのようなときは、お気軽に下記のLINEまたはお電話からご相談ください。

ご相談は下記LINEから24時間受付しています。

ひろはた整体ラボでは、理学療法士として16年間培った経験を活かし、あなたの体に合わせた施術をご提供しています。

このブログが皆様のお役に立てば幸いです。

緊張型頭痛と片頭痛の違いは何ですか?

緊張型頭痛は頭全体をギュッと締め付けられるような鈍い痛みが特徴です。一方、片頭痛はズキズキと拍動するような強い痛みで、吐き気や光・音への過敏が伴うことが多いです。緊張型頭痛は姿勢のゆがみや筋肉の緊張が主な原因です。

緊張型頭痛のセルフケアを教えてください。

壁に立って姿勢をセルフチェックし、首の筋肉ストレッチを取り入れることが効果的です。まずは2週間継続して試してみてください。姿勢のゆがみを整えることが、薬に頼らず過ごすための近道になります。

頭痛薬を飲み続けても大丈夫ですか?

緊張型頭痛の場合、薬は一時的な痛みの緩和にはなりますが、根本原因である姿勢のゆがみは解消されません。改善しないまま薬を飲み続けると再発を繰り返す可能性があります。セルフケアを2週間試してもなかなか改善しない場合は、専門家への相談をおすすめします。

(理学療法士 廣畑 駿也 監修)

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廣畑 駿也のアバター 廣畑 駿也 ひろはた整体ラボ

資格:理学療法士
臨床経験:病院・クリニック勤務にて、整形外科を中心に脳神経・呼吸器など幅広い分野の治療に16年間携わる。
得意分野:長年の肩こり・腰痛・膝の痛みといった慢性的な不調・怪我・病気・手術後の不調
所属院:ひろはた整体ラボ(JR三田駅徒歩3分)

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