- 片頭痛の原因はストレスによるセロトニン消費と脳血管の炎症である
- こめかみを冷やす・エビ反り姿勢で発作時の症状を和らげられる
- 深呼吸・姿勢改善・パターン記録の3習慣で片頭痛を予防できる
【この記事を書いた人】
氏名:廣畑 駿也(ひろはた しゅんや)

資格:理学療法士
臨床経験:
病院・クリニック勤務にて、整形外科を中心に脳神経・呼吸器など幅広い分野の治療に16年間携わる。
得意分野:
・長年の肩こり・腰痛・膝の痛みといった慢性的な不調
・怪我・病気・手術後の不調
所属院:ひろはた整体ラボ(JR三田駅徒歩3分)
「こめかみがズキズキして、仕事に集中できない…」
「階段を上るたびに頭の痛みが増してつらい」
「片頭痛の正しい対処法が知りたい」
このようなお悩みの方に、このブログがお役に立てるかもしれません。
こんにちは。ひろはた整体ラボ代表の廣畑です。
季節の変わり目や仕事の繁忙期になると、片頭痛のお悩みが非常に増えてきます。
実は私の妻も、季節の変わり目や天気が悪くなるときに片頭痛が出やすく悩んでいました。
特に頭痛の症状がでたときは、普段の子育てや家事が手につかなくなってしまうことも多かったんです。
しかし、片頭痛はしっかりその原因に対して対策することで、症状を和らげて予防することもできるんです。
何度も妻が苦しんでいた姿をみてきたからこそ、同じようなお悩みを抱えている方の助けに少しでもなりたいという思いで、今回このブログを書かせていただきました。
今回は片頭痛の症状・原因・対処法をわかりやすくお伝えします。
ぜひ最後までご覧ください。
「動くと痛い」片頭痛の症状と特徴とは?
片頭痛の方は日本でも1000万人いるといわれています。
片側のこめかみが痛くなるという症状がよく言われますが、実際には両側に出ることがあります。
特に特徴的なのは、お辞儀をしたり、階段を登る時など「動くと痛い」ということなんです。

片頭痛が起こる前のサイン
「なんとなく、頭痛が出そうな気がする」
片頭痛には、頭痛が始まる前に前兆があることが特徴的なんです。
この前兆には
- 頭痛の直前に現れるもの
- 頭痛の数時間から2日前から現れるもの
があります。
頭痛の直前に現れる前兆として最も多いのが目の異常です。
視線を一点に固定したときにその周囲にジグザグ型の光が見えたり(閃輝暗転:せんきあんてん)、視野の一部が欠けたりする現象が代表的です。
これは、20~30分で自然に回復するのが一般的です。
他にも顔や舌から始まるチクチクとした感覚や、まれにろれつが回らない・めまい・耳鳴りといった症状が現れることもあります。
一方、頭痛の数時間から2日前ぐらいから現れるサインとして
- 肩こり
- 眠気
- 疲労感
- 集中困難
- 光や音への過敏
- 吐き気
などがあります。

片頭痛と生活習慣の関係
あと、生活習慣での特徴で言えば
- コーヒーを飲むと楽になる(カフェインが血管収縮を助けをする)
- アルコールを飲むと痛みが出やすい
- 雨や台風の前に痛みが出る
などの特徴が見られることも多いです。

「思い当たるものある」と気づいた方は、このように「出やすい片頭痛のパターン」を把握しておくことで今後の対策もしやすくなります。
では次の章では片頭痛が起こる原因についてお話を進めますね。
「こめかみがズキズキ痛む」片頭痛が起こる原因とは
なんで片頭痛はズキズキとした痛みになるのか
その理由としては、さまざまなストレスが要因になっています
ストレスで脳内でどのようなことが起きているのか
カギとなるのが「セロトニン」という物質です。
セロトニンとは、脳の中で「痛みの感じやすさ」を調整している、いわば”痛みのボリューム調整役”のような存在です。
しかしストレスによって、セロトニンは大量消費されてしまいます。
これを引き金にして、自律神経や顔面の痛みを感じる神経(三叉神経)が興奮してしまいます。
この影響で、CGRP(カルシトニン遺伝子関連ペプチド)という物質が分泌されることで脳の血管が広がって炎症を起こします。
これが、あのズキズキと脈を打つような痛みの正体です。

片頭痛を引き起こすきっかけとなるストレス
片頭痛のきっかけとなる要因をまとめると、主に次のものが挙げられます。
- 過度なストレスやストレスからの解放
- 睡眠不足や寝すぎ
- 人混みや騒音
- 強い光
- 強い匂い
- 気候や気圧の変化
- 月経周期に伴うホルモンの変動
その他にも「仕事が一段落してほっとしたときに頭痛が出る」という方も多く、これはストレスからの解放されたことが引き金になることもあるんです。

原因がわかったところで、次は対処法についてお話ししますね。
片頭痛を少しでも減らす対処法と楽にする方法とは
「また頭痛になったらどうしよう…」と不安になってしまいますよね。
でも大丈夫です! いざ頭痛になったときの対処法をしておくと心強いですよ。
もし片頭痛になってしまったら
こめかみを冷やす
まずは患部を冷やすことです。
冷やすことによって、拡張した血管が収縮させることができます。
(ただし後頭部は避けてください)
また、暗い場所で休んだり、お風呂は湯船に浸からずシャワーで済ますことも血管拡張を予防できます。
エビ反り姿勢
体を反らす運動をすることで、交感神経の働きで血管の収縮作用が期待できます。
やり方としては、まずうつ伏せで、両手をおでこの上で重ねます。
その状態でゆっくり深呼吸をします。慣れてきたら、両肘をついた状態で20秒ほど深呼吸をします。
背中の張り具合などをみながら無理のない範囲で行ってください。


また、頭痛が強い場合や体を動かすのがつらい場合は、この運動は無理に行う必要はありません。
片頭痛の予防|日常生活で取り入れやすい3つの習慣
① 深呼吸を習慣にする
「ストレスが溜まっているとわかっていても、なかなか発散できない…」
そんな方にこそ試してほしいのが深呼吸です。ゆっくりとした呼吸は、体をリラックスモード(副交感神経)に切り替えるスイッチの役割をしてくれます。
やり方はとてもシンプルです。
鼻から3秒かけて吸う → 3秒止める → 口から6秒かけてゆっくり吐く
仕事の合間や寝る前など、気づいたときに取り入れてみてください。

② 30分に一度、姿勢を変える
立ち仕事やデスクワークで同じ姿勢が続くと、筋肉や関節に負担が積み重なり、体へのストレスが高まります。
30分に一度を目安に、立ち上がる・軽くストレッチをするなど、姿勢をこまめに変えてみましょう。
全身の血流が改善されることで、体のこわばりやストレスの軽減につながります。
③ 自分の片頭痛のパターンを記録する
「いつ・どんなときに片頭痛が出やすいか」を日記やメモに残しておくことで、自分だけのパターンが見えてきます。
たとえば、強い光や騒音が続いた日、睡眠時間が乱れた日などに症状が出やすい方は、それを避けるだけで予防につながります。
寝すぎ・寝不足どちらも片頭痛の引き金になることがありますので、できる範囲で睡眠リズムを整えることも大切です。
パターンがわかれば、対策は必ず立てられます。焦らず、少しずつ記録を続けてみてください。

おわりに|片頭痛でお悩みの方へ
最後までお読みいただきありがとうございました。
片頭痛はズキズキとした痛みや前兆・予兆など、他の頭痛とは異なる特徴を持っています。
原因や自分のパターンを把握することで、適切な対処と予防ができるようになります。
まずは今日ご紹介した生活習慣の見直しと自律神経を整える方法を、できる範囲でいいので試してみてくださいね。
それでも「なかなか改善しない」「症状がひどくて不安」という方は、他に原因があるかもしれません。
そんなときは、LINEかご電話でお気軽にご相談ください。
LINEでは24時間ご連絡受け付けています。

ひろはた整体ラボでは、理学療法士として16年間培った経験を活かし、あなたの体に合わせた施術をご提供しています。
このブログが皆様のお役に立てば幸いです。
- 片頭痛になったらどうすれば楽になりますか?
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こめかみを冷やして暗い場所で安静にしましょう。うつ伏せでエビ反り姿勢をとることで血管収縮が促され、症状が和らぐことがあります。頭痛が強い場合は無理に動かず横になって休んでください。
- 片頭痛は生活習慣で予防できますか?
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できます。深呼吸の習慣化・30分ごとの姿勢変更・自分の片頭痛パターンの記録の3つが特に効果的です。睡眠リズムを整え、アルコールや強い光など自分の引き金となるものを避けることも重要です。
- 片頭痛の前兆が出たらどうすればいいですか?
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前兆が出たら、明るい場所・騒音・強い匂いを避け、静かで暗い場所でゆっくり休みましょう。この段階でこめかみを軽く冷やすことも効果的です。カフェインを含む飲み物が症状を和らげることもあります。
参考文献
丹羽潔『日本初の頭痛専門クリニックが教える 最新[頭痛の治し方]大全』扶桑社、2022年


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