- 保育士さんの仕事で肩こりが起こる主な原因(抱っこ姿勢・前かがみ・筋肉疲労)
- 忙しい現場でもできる効果的な肩こり対策(正しい姿勢のポイント・水分補給・休息)
- 自宅で簡単にできる肩こり改善ストレッチ(胸を開くストレッチ・肩をすくめストレッチ)
【この記事を書いた人】
氏名:廣畑 駿也(ひろはた しゅんや)

資格:理学療法士
臨床経験:
病院・クリニック勤務にて、整形外科を中心に脳神経・呼吸器など幅広い分野の治療に16年間携わる。
得意分野:
・長年の肩こり・腰痛・膝の痛みといった慢性的な不調
・怪我・病気・手術後の不調
所属院:ひろはた整体ラボ(JR三田駅徒歩3分)

「毎日の抱っこで肩がパンパンに張ってしまう…」
「お遊戯の準備で重い荷物を運ぶと肩が痛い」
「同僚の欠勤で仕事量が増え、肩こりがひどくなった」
このようなお悩みの方に、この記事がお役に立てば幸いです。
仕事量が増えてひどい肩こりに…
こんにちは。
兵庫県三田市で開業しています、ひろはた整体ラボの廣畑です。
このブログは、保育士の仕事をされている方で、肩こりになった女性患者さんの施術経験をもとに書きました。
最近、季節の変わり目で同僚の体調不良で休みが重なり、仕事でも無理をされている様子でした。
「仕事でヘトヘトです」
とおっしゃられ、人手も少なく、保育の中でお子さんの安全を見守りながら体を酷使されていることは、頭が下がる思いです。
少しでも肩こりの症状が和らぎ、日々の業務を快適に行いたい様子でした。
そこで今回、保育士さんの仕事内容で、引き起こされる肩こりの原因と、その改善方法について解説します。
ぜひ、最後までご覧ください。
保育士さんに多い肩こりの原因 – 抱っこの姿勢と仕事の忙しさからくる筋肉疲労とは?
「肩こりの原因って何?」
ときになる方もいらっしゃると思います。
肩こりの多くは筋肉の疲労によって引き起こされます。
健康な体を維持するためには「血の循環」が欠かせません。
この循環がスムーズに行われることで血液が全身に運ばれ、細胞に栄養や酸素が届けられます。
しかし、筋肉が疲労すると血管は圧迫され、血流が滞ってしまいます。

例えるなら、庭の水まきホースを踏んでしまったような状態で、栄養や酸素の供給が滞り、老廃物が蓄積されてしまうのです。

抱っこの姿勢が及ぼす肩こりへの影響
保育士さんが日常的に行う「抱っこ」。
この動作は手の力だけでなく、背骨や肩甲骨の働きが重要になります。
抱っこをすると、どうしても肩がすくみ、猫背の姿勢になりがちです。
0歳児~5歳児クラスでは抱く子どもの体重も異なり、また低月齢児ほど頻繁に抱っこが必要になります。
お子さんの体型や体重によって抱っこの仕方や力の入れ方も変わるため、肩周りの筋肉は常に緊張状態に置かれてしまう可能性があります。
特に影響を受けやすいのは背中と首の筋肉です
※僧帽筋(そうぼうきん)、板状筋(ばんじょうきん)、菱形筋(りょうけいきん)

上記の筋肉が疲労することで、肩こりになってしまいます。
これらの筋肉をケアすることで肩こりの予防や改善に繋がります。
保育業務での姿勢が与える肩こりへの影響
もちろん保育士さんのお仕事では、抱っこ以外にも肩こりを引き起こしやすい様々な動作があります
例えば:
- お子さんと目線を合わせるための前かがみの姿勢
- おもちゃや遊具の出し入れ、片付け
- 連絡帳の記入などのデスクワーク
- 給食の配膳や片付け
- 園庭での見守りや遊び
など

これらの動作を繰り返すことで、肩周りの筋肉は常に緊張状態となり、血流が滞りやすくなります。
行事やスタッフの欠員などで業務量が増えてしまうと、当然ながら休憩時間も削られてしまい、筋肉の回復時間が確保できなくなります。
お子さんの安全に保育をするために、無理をしてしまうのも仕方がありませんよね。
「なかなか自分のケアをする時間もなくて…」と思われている方もいらっしゃると思います。

しかし、仕事や家事の合間に休憩を挟みながら、簡単にできる対策はありますので、ご紹介させていただきます。
女性のための肩こり対策 – 忙しい現場でもできる効果的な改善法とは?
肩こりの原因を理解したところで、保育現場でも実践できる対策を紹介します。
抱っこの姿勢のポイント
保育士さんの皆さんは、日常的に抱っこをされているので、釈迦に説法かもしれません。
ただ次に紹介する方法を意識していただくだけで驚くほど抱っこが楽になります。
背筋を伸ばす: 抱っこの際は猫背にならず、背筋を伸ばした姿勢を心がけましょう。
肩の力を抜く: 肩をすくめず、リラックスさせた状態を意識します。
抱っこする際の姿勢: 中腰で抱っこすると肩や腰に負担をかけてしまいます。姿勢を低くして、できるだけ体を密着させて行いましょう。

こまめな水分補給
忙しさからついつい忘れてしまうのが水分補給です。
水分不足になってしまうと血はドロドロになってしまい、血流が悪くなってしまいます。

重要なのはのどの渇きを自覚していなくても1時間に最低一回は水分補給を意識することです。
口に含む程度でも効果はありますので、意識してみてください。
適度な休息
短い時間でも、意識的に肩の力を抜く時間を作りましょう。
疲れている時ほど、呼吸は浅くなっていて、体は緊張しがちです。
休憩の際にできるおすすめの休息法が「深呼吸」です。

やり方は、3秒吸って、3秒止めて、6秒かけて息を吐く。
このように、ゆっくり呼吸を行うだけでリラックスする効果があります。
時間がないときでも、これなら12秒でできます。
ぜひ試してみてください。
簡単に取り入れやすい肩こり改善ストレッチとは?
さらに、肩こりが軽くなるために重要なストレッチがあります。
「毎日そんな時間はないよ」
と思われた方も安心してください。
すごく簡単で1日に数回行うだけでも効果的ですので、まずは内容だけでもご覧ください。
胸を開くストレッチ
・両手を背中で組みます
・ゆっくりと肘を後ろに引き、胸を開きます
・10秒間キープし、ゆっくり戻します

このストレッチは猫背になりがちな姿勢を改善し、肩甲骨周りの血流を促進します。
肩をすくめストレッチ
肩こりの緩和や首の筋肉をリラックスさせる効果があります。
・胸を少し張った状態で始めます。
・肩を耳に近づけるように上に持ち上げて3秒維持します。
・その後、肩をしっかりと下まで下し、力を抜きます。

ポイントは、肩をすくめた後にしっかり力を抜くことです。
紹介したストレッチは1日に一回だけでも十分効果は得られますので、ぜひ試してみてください。
おわりに|肩こりでお悩みの方へ
最後までご覧いただきありがとうございました。
このたびのブログでは、保育士さんの仕事で起こる肩こりについて解説しました。
ただ、保育士さんに限らず、皆さん仕事で体を酷使してしまうことは多くあると思います。
休憩時間等で簡単にできるストレッチを紹介させていただきましたので、まずはできる範囲でやってみてください。
保育の現場は子どもたちの笑顔があふれる素敵な場所ですが、その分、体への負担も大きいものです。
日々お子さんのために奮闘されている保育士の皆さん、自分自身のケアも大切にしていただけばと思います。
もし、今回紹介した対策を実践しても改善が見られない場合や、より専門的なアドバイスが必要な場合は、お気軽に下記のLINEからご相談ください。
LINEでは24時間ご連絡を受け付けています。

ひろはた整体ラボでは、理学療法士として16年間培った経験を活かし、あなたの体に合わせた施術をご提供しています。
このブログが皆様のお役に立てば幸いです。
- 保育士の仕事で肩こりになりやすい理由は何ですか?
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抱っこや前かがみの姿勢が多く、胸の筋肉が縮んで肩甲骨周りの筋肉に負担がかかるためです。また、忙しさからくるストレスや水分不足も筋肉の疲労を助長します。
- 仕事中にできる肩こり対策はありますか?
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抱っこの際は背筋を伸ばしてお子さんを体に引き寄せる姿勢を意識することが大切です。またこまめな水分補給と適度な休息も効果的です。
- 肩こり改善におすすめのストレッチは何ですか?
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胸を開くストレッチと肩をすくめストレッチがおすすめです。どちらも短時間でできるので、休憩時間や仕事の前後に取り入れてみてください。

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