車の運転によるひどい肩こりはなぜ起こるのか?

この記事でわかること
  • 車の運転中の「猫背姿勢」が首・肩の筋肉に過剰な負担をかけ、ひどい肩こりの原因になること
  • 正しい呼吸法で自律神経を整えることで筋肉の緊張がほぐれ、肩こりを和らげられること
  • 日常生活での姿勢のポイントを実践することで肩への負担を減らし、肩こりを予防・改善できること

【この記事を書いた人】

氏名:廣畑 駿也(ひろはた しゅんや)

廣畑 駿也

資格:理学療法士
臨床経験:
病院・クリニック勤務にて、整形外科を中心に脳神経・呼吸器など幅広い分野の治療に16年間携わる。
得意分野:
・長年の肩こり・腰痛・膝の痛みといった慢性的な不調
・怪我・病気・手術後の不調
所属院:ひろはた整体ラボ(JR三田駅徒歩3分)

「車の運転中に肩こりがひどくなる」

「長時間ドライブすると体がすごく疲労する」

「運転後は肩や首がカチコチになってしまう」

このようなお悩みをお持ちの方に、この記事がお役に立てば幸いです。

こんにちは。

兵庫県三田市で開業しています、ひろはた整体ラボの廣畑です。

このブログでは、車を長時間運転されたことをきっかけに肩こりになってしまった患者さん施術経験をもとに、その原因と予防法をお伝えします。

私が施術させていただいた方の中には、車の運転がきっかけで肩こりを経験された方が少なからずいらっしゃいます。

「車を運転すると必ず肩がこってしまいます」
「何か良い方法はないでしょうか?」

このような相談をよくお受けします。

三田市では移動手段が車という方も多く、通勤に片道1時間かけていらっしゃる方も多いんです。

ブログをお読みの方ももしかして、同じような経験はありませんか?

しかし、ある対策を行うことで、肩こりを和らげることができます。

それが今回、ご紹介する『呼吸法』です

この方法は車の運転中に限らず簡単に取り入れることができます。

試していただくと、肩こりになることが格段に減らすことができるかもしれません。


「呼吸を変えるだけで肩こりが良くなるの?」

そう思われるかもしれませんね。

今回の記事では、なぜ呼吸法を身につけるだけで肩こりを和らげることができるのかお伝えしたいと思います。

ぜひ最後まで、ぜひご覧ください。

目次

車の運転による「猫背姿勢」がひどい肩こりの原因に?

車を運転する時の姿勢って、どうしても前かがみになってしまいがちですよね。

「なるべく良い姿勢で運転しているつもりなのに…」

そう感じる方も多いのではないでしょうか?

実は、ハンドルを握る姿勢や視界を確保するための姿勢が、知らず知らずのうちに猫背を引き起こしているのです。

このような姿勢を長時間保つことで、肩や首に大きな負担をかけてしまっています。

猫背姿勢が自律神経に与える影響

以前にお伝えしたブログ『車の運転によるひどい肩こり|座りながらできる解消法とは?』では、運転によるストレスが自律神経にストレスを与えるという内容をお伝えしました。

あわせて読みたい
車の運転によるひどい肩こり|座りながらできる解消法とは? この記事でわかること 車の運転による肩こりの原因が「長時間の同一姿勢」と「ストレスによる筋肉の緊張」であること 深呼吸で副交感神経を整えることで筋肉の緊張をほ...

今回はそれに加えて、背中が曲がった「猫背」姿勢が自律神経に与える影響についてお話ししたいと思います。


猫背の影響について説明する前に、まず「肺」についてお話しさせてください。

肺の周りには、肺を包んでいる膜(胸膜)があり、その外側を肋骨や胸骨、背骨が囲んでいます。

この骨でできたカゴのような構造を『胸郭(きょうかく)』と呼びます。

肋骨が広がることで胸郭が広がり、肺に空気が入りやすくなります。

逆に、胸郭が縮むと空気が外に出ます。

この胸郭がスムーズに広がったり縮んだりすることが、呼吸にとってとても大事なんです。

しかし猫背になってしまうとと、まるで傘を半分しか開かないような状態で、肋骨(ろっこつ)が垂れ下がって、肋骨や胸の骨などで作られた胸郭(きょうかく)が十分に広がれなくなってしまうんです。

そのため、呼吸が浅くなって早くなってしまいます。

呼吸が浅くなると、首や肩のまわりの筋肉が呼吸をするために働かないといけなくなります。

まさに「肩で息をする」という状態なんです。

そうすると肩周りの筋肉は疲労してしまいます。

さらに、体のアクセル役である交感神経が優位になり、筋肉がもっと緊張状態になってしまうのです。

運転中に限らず、デスクワークでも同じことが起こりやすいです。

ここまで読んで、ご自身の普段の姿勢に心当たりがある方も多いのではないでしょうか?

自律神経を整えて肩こりを和らげる正しい呼吸法とは?

「呼吸って、意識しなくても勝手にしているものでは?」

そう思われるかもしれませんね。

確かに呼吸は無意識にも行われていますが、意識的に行うことで大きな効果を得ることができるんです。

呼吸と体の関係

息を吸って肺に入った空気中の酸素は体の中に取り込まれます。

取り込まれた酸素は血液で全身に運ばれます。

酸素はエネルギーとして使われて、その際に出た老廃物が二酸化炭素です。

二酸化炭素は血液で肺まで運ばれて、息を吐くと外に排出される仕組みになっています。

なので、肺の中に残った古い空気(二酸化炭素)をしっかり出さないと新鮮な空気(酸素)をたくさん吸うことができません。

呼吸が浅いということは、古い空気が出しきれていない状態なんです。

つまり、吐く息と吸う息、どちらも大切なんです。

呼吸法

では、具体的に呼吸法をお話しします。

呼吸リズムは、

3秒かけて吸って → 3秒止めて → 6秒かけて吐くというものです。

これを実践するときのポイントとしては:

  • リラックスした状態で行う
  • 鼻から吸って、口からゆっくり吐く
  • 吸うときはお腹を膨らませ、吐くときはお腹を凹ませる

運転中は安全を第一に考えながら、信号待ちの時などに意識してみてください。

これなら簡単にできそうですよね?

この呼吸法で自律神経のバランスが整え、肩こりを和らげていきましょう。

肩こり解消のための日常生活で意識したい姿勢のポイントとは?

この呼吸法に合わせて、日常生活で意識したい姿勢のポイントもお伝えします。

ポイントは肩甲骨とお腹を意識することです

姿勢改善のポイント

呼吸をする際に横隔膜(おうかくまく)という筋肉が働いて肋骨の動きを助けてくれます。

横隔膜をしっかり働かせるのは、息を吐くときにお腹を凹ませて、息を吸うときにお腹を膨らませるようにすることです。

加えて、肩甲骨を内側に寄せるように意識することで肩周りの筋肉をリラックスさせることができます。

デスクワークや運転の合間に、軽く肩を後ろに引いて胸を開くようなストレッチを行うと効果的です。

適度な休憩を挟むことも意識

「休憩する暇がない」という方でも、数分の小休憩を挟むことは大切です。

作業中は集中して体は緊張してしまいます。

なので、少しの休憩時間だけでも、今回紹介した深呼吸を意識してみてください。

どうしても休憩できない方は、1時間に1回ほど先ほどの呼吸法や胸張りなどを取り入れる効果的です。

おわりに|肩こりでお悩みの方へ

最後までごらんいただきありがとうございました。

この度のブログでは車の運転による猫背姿勢が肩こりを引き起こすしくみと、呼吸法や姿勢改善によってそれを解消する方法についてお伝えしました。

日常で取り入れやすい内容だったのではないでしょうか。

「ただの呼吸だけで…」と思われるかもしれませんが、騙されたと思ってぜひ実践してみてください。


今回ご紹介した方法で肩こりの症状がひどいままだったり、やり方がわからないという方はお気軽にご相談ください。

LINEは24時間受け付けています。

ひろはた整体ラボでは、理学療法士として16年間培った経験を活かし、あなたの体に合わせた施術をご提供しています。

このブログが皆様のお役に立てば幸いです。

車の運転でひどい肩こりになる主な原因は何ですか?

長時間のハンドル操作による猫背姿勢が主な原因です。約5kgある頭の重さが首・肩の筋肉にかかり続けることで血流が悪化し、こりや痛みが生じます。

呼吸法で肩こりが和らぐのはなぜですか?

ゆっくりとした深呼吸で副交感神経が優位になり、緊張していた肩まわりの筋肉がほぐれるためです。血流が改善されることでこりや痛みが軽減されます。

運転中に意識できる姿勢のポイントを教えてください

シートに深く座り背もたれに背中全体を預け、顎を引いて頭が背骨の真上にくるよう意識することが大切です。この姿勢を保つことで肩への負担を大幅に軽減できます。

(理学療法士 廣畑 駿也 監修)

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

廣畑 駿也のアバター 廣畑 駿也 ひろはた整体ラボ

資格:理学療法士
臨床経験:病院・クリニック勤務にて、整形外科を中心に脳神経・呼吸器など幅広い分野の治療に16年間携わる。
得意分野:長年の肩こり・腰痛・膝の痛みといった慢性的な不調・怪我・病気・手術後の不調
所属院:ひろはた整体ラボ(JR三田駅徒歩3分)

コメント

コメントする

目次