座るだけで悪化する腰痛の原因とは?簡単なストレッチを紹介

この記事でわかること
  • 座りっぱなしで腰痛が悪化する原因は、股関節の筋肉(腸腰筋など)が硬くなり腰に負担がかかるため
  • 腰痛改善に効果的なストレッチは「深呼吸」と「あしの抱え込みストレッチ」の2種類
  • ストレッチを継続することで股関節が柔らかくなり、腰への負担が軽減される

【この記事を書いた人】

氏名:廣畑 駿也(ひろはた しゅんや)

廣畑 駿也

資格:理学療法士
臨床経験:
病院・クリニック勤務にて、整形外科を中心に脳神経・呼吸器など幅広い分野の治療に16年間携わる。
得意分野:
・長年の肩こり・腰痛・膝の痛みといった慢性的な不調
・怪我・病気・手術後の不調
所属院:ひろはた整体ラボ(JR三田駅徒歩3分)

「座っている時間が長くなると腰が痛くなる」

「電車での長時間通勤に不安を感じる」

「腰痛で仕事を休職していて復職が怖い」

このようなお悩みをお持ちの方に、この記事がお役に立てば幸いです。

年末年始になった急な腰痛、治まったと思ったら…

こんにちは。

兵庫県三田市で開業しています、ひろはた整体ラボの廣畑です。

このブログは、年末年始に重たいものを持ったときにぎっくり腰になり、病院でお薬を処方され安静にしていた方の施術経験をもとに書きました。

腰痛は次第に治まってきたものの、座っている時間が長くなると腰痛が出現して耐えられなくなるとのことでした。

仕事の内容はデスクワークで、電車で往復2時間をかけて通勤されているとのことでした。

しばらく休職されていて、そろそろ復職を考えていましたが、長時間の座っている姿勢が保てないことに不安を感じていました。

復職したいという気持ちと、腰痛に対する不安で板挟みになってしまう辛さは計り知れないものがあります…

私の知人にも同じように長時間の運転で腰痛を経験された方がいらっしゃいました。

毎日の痛みとの闘いは、心身ともに消耗させることと思います。

実際に長時間座っていることで腰痛を訴えられる方は多くいらっしゃり、同じような悩みを抱えていらっしゃいます。

そこで今回、座るだけで悪化する腰痛の原因とおすすめの対処法を紹介します。

ぜひ最後までご覧ください。

目次

重い物を持って、ぎっくり腰に!腰痛と筋肉との関係

急激な痛みとともに動けなくなってしまった場合、医療機関に受診することはとても重要です。

今回施術させていただいた方は、病院でMRIをとった結果、特に問題はなく「急性腰痛症(きゅせいようつうしょう)」と、いわゆるぎっくり腰と診断されました。

痛みが落ち着くまで、安静にするように言われたこともあり1ヵ月あまり動かないようにしていました。

1ヵ月が経過した頃には腰痛は軽減したものの、座っていると痛みがじわじわと押し寄せてくるようになりました。

では、なぜ腰痛が続いてしまったのでしょうか?

それは、筋肉や関節が硬くなってしまったことに原因があったのではと考えました。

ぎっくり腰になったことで、腰の組織に炎症が起きていたことが予測されます。

こうした炎症は痛みの原因になりますが、安静にすることで多くは次第に治ります。

しかし、動かなかったことの弊害として、筋肉や関節が固まってしまいます。


人間は常に重力にさらされていることで筋肉が働き、関節に程よい刺激が加わります。

自転車も乗らないとチェーンがすぐに錆びてしまいますよね。

関節や筋肉も同じようにそのまま固まってしまうんです。

そして、その影響で問題がでるのが「血の循環」です。

関節や筋肉は動かすことで血の循環がよくなり、栄養や酸素が届けられます。

また、その際の代謝によって出た老廃物も排出してくれます。

つまり関節や筋肉の動きが悪くなると細胞には必要な栄養や酸素は送られず、さらには老廃物がたまってしまいます。

風邪で寝込んで、しばらく動けなかった方も同じように腰痛になった経験がある方もおられるのではないでしょうか。

これも同じ原因で腰痛になっているんです。

座っているだけなのに痛い腰痛の原因と症状の特徴とは?

座っているときの姿勢は、骨盤が後ろに傾く「後傾(こうけい)運動」になりやすいです。

こうなると、背骨は前かがみになってしまいがちになり、腰の筋肉は伸ばされて負担がかかってしまいます。

また、背骨は24個の椎骨(ついこつ)という骨でできていて、それぞれの骨を結びつける椎間(ついかん)関節が存在します。

腰の椎間関節は体を前かがみにしたり、反ったりするときに動きます。

しかし、長期間の安静のため、この椎間関節が硬くなってしまいます。

これら2つの原因によって、座った姿勢で腰痛が悪化してしまう可能性があるのです。


「じゃあどうやったら改善できるの?」

ご安心してください!

最後に改善方法として紹介するのが、

「股関節のストレッチ」です。

自宅でできる腰痛改善ストレッチ|股関節を柔らかくする方法とは?

「腰なのに股関節が重要なの?」と思われるかもしれませんね。

ではなぜ股関節のストレッチが効果的か説明しますね。

それは、座っているときに股関節は曲がる必要があるからです。

股関節が曲がる動きがスムーズにできれば、腰の筋肉や関節への負担を減らすことができるんです。

やり方はすごく簡単なので、次に紹介するセルフケアを実践してみてください。

深呼吸

深呼吸を行うことで、腰から股関節周囲の筋肉をはじめリラックスすることができます。

股関節を動かす前に準備運動として行ってみてください。

・あお向けで立膝の状態になります。

・鼻からゆっくり息を吸ってお腹を膨らますように意識します。

・口から息をゆっくり吐いてお腹を凹まします。その際におへそが背中に近づくように意識します。

・深呼吸を3分ほど行います。

あしの抱え込みストレッチ その1

実際に股関節を動かす練習です。

あお向けで立膝の状態であれば、股関節の柔軟に自信がない方でも簡単に行えます。

・あお向けで立膝の状態になります

・片方のあしを両手で抱え込みます

・抱え込んだら20秒程保持します

・反対も同じように行います

・左右1回ずつ行います

あしの抱え込みストレッチ その2

・あお向けで両足を伸ばした状態になります。

・片方のあしを両手で抱え込みます

・抱え込んだら20秒程保持します

・反対も同じように行います

・左右1回ずつ行います

※その2の方法で行う際に、あしの抱え込みができない場合は、「その1」の運動までで大丈夫です。

以上の内容を朝と夜寝る前に行っていただくと非効果的です。

おわりに|腰痛でお悩みの方へ

最後までご覧いただきありがとうございました。

この度のブログでは座っているだけで腰痛がなぜ悪化するのか、そしてその対策法をお話ししました。

ブログで紹介した座っているときの腰痛解消法をぜひ試してみてくださいね。

ただ、急激な腰痛が出た場合には、骨折や神経を傷めている可能性もあります。

そのときは迷わず医療機関を受診してください。

また、安静期間が長くなると、今回の実例のように座っているときに腰痛が出る可能性があります。

安静にしている間も腰痛予防のための体操は重要です。

もし、今回紹介した対策を実践しても改善が見られない場合や、より専門的なアドバイスが必要な場合は、お気軽に下記のLINEもしくはお電話からご相談ください。

LINEからは24時間受け付けています。

ひろはた整体ラボでは、理学療法士として16年間培った経験を活かし、あなたの体に合わせた施術をご提供しています。

このブログが皆様のお役に立てば幸いです。

座っているだけでなぜ腰痛になるのですか?

座り続けると股関節の前側にある腸腰筋などの筋肉が縮まった状態が続き、腰への負担が増します。また血流も滞りやすくなるため、筋肉が硬くなって腰痛が悪化しやすくなります。

腰痛改善のストレッチはどのくらい続ければ効果が出ますか?

個人差はありますが、毎日継続することが大切です。「深呼吸」と「あしの抱え込みストレッチ」を1日数回、無理のない範囲で続けることで、股関節の柔軟性が高まり腰痛の改善が期待できます。

ぎっくり腰の後も同じストレッチをしてよいですか?

ぎっくり腰の急性期(痛みが強い時期)は無理なストレッチは避けてください。痛みが落ち着いてきたら、深呼吸など負担の少ないものから少しずつ始めることをおすすめします。不安な場合は専門家にご相談ください。

(理学療法士 廣畑 駿也 監修)

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この記事を書いた人

廣畑 駿也のアバター 廣畑 駿也 ひろはた整体ラボ

資格:理学療法士
臨床経験:病院・クリニック勤務にて、整形外科を中心に脳神経・呼吸器など幅広い分野の治療に16年間携わる。
得意分野:長年の肩こり・腰痛・膝の痛みといった慢性的な不調・怪我・病気・手術後の不調
所属院:ひろはた整体ラボ(JR三田駅徒歩3分)

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