バスチェアなどの低い椅子で腰痛が悪化する理由とは?

この記事でわかること
  • 低い椅子が腰痛を悪化させる理由を知ることで、日常生活で腰への負担を減らすことができること
  • 正しい座り姿勢のポイントを実践することで、腰への過剰な負荷を軽減し腰痛を予防できること
  • 腰痛を和らげる股関節ストレッチが効果的であること

【この記事を書いた人】

氏名:廣畑 駿也(ひろはた しゅんや)

廣畑 駿也

資格:理学療法士
臨床経験:
病院・クリニック勤務にて、整形外科を中心に脳神経・呼吸器など幅広い分野の治療に16年間携わる。
得意分野:
・長年の肩こり・腰痛・膝の痛みといった慢性的な不調
・怪我・病気・手術後の不調
所属院:ひろはた整体ラボ(JR三田駅徒歩3分)

「バスチェアに座っていると腰が痛くなる…」

「お風呂の時間が憂うつになってしまう…」

「座っている時間が長くなるとじわじわと腰がつらくなる…」

このようなお悩みをお持ちの方に、この記事がお役に立てば幸いです。

夫のサポートと家事で無理をした結果、腰痛に…

こんにちは。

兵庫県三田市で開業しています、ひろはた整体ラボの廣畑です。

このブログは、バスチェアに座っていると腰痛が悪化した女性患者さんの施術経験をもとに書きました。

この方は、年末年始に夫が腰痛になってしまい、夫のサポートと家事を一手に引き受け、無理が重なって自身も腰痛に悩まされるようになったそうです。

普段通り、お風呂でバスチェアに座り洗髪をしていたところ、腰痛が悪化してしまい、立ち上がるのも一苦労だったとのこと。

体を酷使されている方にとって、入浴時間までもが苦痛だと、本当に辛いものがありますよね。

毎日の生活の中で、ほっと一息つける時間が減ってしまうことは大きなストレスになってしまいます。

そこで、対策として取り組んでいただいたのが股関節のストレッチです。

実践していただいた結果、腰痛が和らげることができました。

そこで今回、バスチェアなどの低い椅子で悪化する腰痛の対策法を紹介します。

ぜひ最後までご覧ください。

目次

低い座り姿勢で悪化する腰痛の正体とは?

「バスチェアに座ると、数分もしないうちに腰が重くなって、立ち上がるときに痛みが走るんです…」

このようなお悩みは多くの方が同じ悩みを抱えておられます。

なぜ、バスチェアでこのような腰痛が起きるのでしょうか?

ダイニングチェアやパイプ椅子の座面の高さは約40cmぐらいです。

それに対してバスチェアの高さは、25〜30cmのものが多いです。

実はこの低い姿勢が腰に大きな負担をかけているのです。


低い椅子に座ると、脚は深く曲がることになります。

座っている状態を保つためには、背骨は自然と丸みを帯びた姿勢になるのです。

このように背中が丸まると、背中の筋肉は引き伸ばされた状態になってしまいます。

腰を丸めすぎてバスチェアに座っていると、背中の筋肉は常に伸ばされた状態になります。

この状態が続くと、筋肉は「これ以上無理な姿勢を続けるのは危険だ」と判断して、硬く緊張してしまうのです。

ちょうど古くなった輪ゴムのように硬くなり、弾力がなくなったような状態です。

同時に、筋肉が緊張することで中を通る血管が圧迫されてしまいます。

そうなると血の循環が悪くなり、酸素や栄養が細胞に行き届かなくなり、さらには老廃物が溜まったことで腰痛として現れるのです。

バスチェアに限らず、低い椅子に座っていると「あれ?腰が重くなってきた…」と感じたり、立ち上がるときに「ズキッ」とした痛みを感じたりすることはないでしょうか。

このような症状はまさに、長時間の不自然な姿勢による筋肉の悲鳴なのです。

正しい姿勢で座ることで腰痛を予防するポイントとは?

「じゃあどうやって対策すればいいの?」

と思いますよね。


バスチェアのような低い椅子に座るとき、実は「股関節の柔軟性」がとても大切です。

なぜなら、股関節と腰の背骨には深い関係があるからです。

股関節が柔らかいとはどういう状態かというと、脚を自然に折り曲げたり、広げたりする動きがスムーズにできる状態です。

日常生活では気づきにくいですが、正座をするとき、階段を上るとき、そしてバスチェアに座るときなど、実はこの股関節の柔軟性が大きく影響しているのです。

股関節が硬いと、あしをしっかり曲げて座る姿勢が取りづらくなり、体が後ろに倒れたり、お尻が前に滑りやすくなります。

そうなると、姿勢を保つために体は無理を続け、腰に負担をかけてしまうのです。

もしかすると経験があるかもしれませんね。

股関節が柔らかければ、骨盤をしっかり立てて座ることができ、背筋も伸ばしやすくなります。

つまり、股関節の柔軟性を高めておくことは、低い椅子正しい姿勢を保ち、腰痛を予防できるんです。

普段から股関節を動かすストレッチや体操を取り入れることで、腰への負担を減らすことができます。

でも、「私は体が硬いから…」と思われるかもしれません。

でも、ご安心ください!

今回紹介するストレッチを行うことで股関節の柔軟性を高めることができます。

また、柔軟は少しずつ良くなっていきますので、それまでは

  • 座面の高いものに変える
  • 立った姿勢でシャワーを浴びる
  • 入浴後、体が温まった状態でストレッチ

といったポイントを意識するだけでも、腰への負担はぐっと減らすことができます。

では、最後に自宅でできる股関節の簡単なストレッチを紹介します。

腰痛を和らげる股関節ストレッチの方法とは?

それでは、具体的な股関節ストレッチをご紹介します。

股関節が曲がる動きがスムーズにできれば、腰の筋肉や関節への負担を減らすことができます。

あしの抱え込みストレッチ

あお向けで膝を立てたの状態であれば、股関節の柔軟に自信がない方でも簡単に行えます。

・あお向けで膝を立てた状態になります

・片方のあしを両手で抱え込みます

・抱え込んだら20秒程保持します

・反対も同じように行います

・左右1回ずつ行います

股関節ストレッチ応用編

少しずつ柔軟がついてきたと思ったら、反対の膝を真っ直ぐ伸ばすとさらにストレッチができます。

股関節の柔軟性は個人差が大きく、すぐには改善が見られない場合もあります。

焦らずやってみましょう。

毎日少しずつでも続けることで、必ず変化は現れてきます。

おわりに|腰痛でお悩みの方へ

最後までご覧いただきありがとうございました。

この度のブログでは、バスチェアなどの低い椅子でなぜ腰痛が悪化するのか、その対策をお話ししました。

今回ご紹介した股関節ストレッチや腰痛予防のポイントをできる範囲でいいのでまずは2週間試してみてください。

もし、今回ご紹介した方法を試してみても症状が改善しない場合や、より詳しいアドバイスが必要な場合は、お気軽に下記のLINEからご相談ください。

LINEは24時間ご連絡受け付けています。

ひろはた整体ラボでは、理学療法士として16年間培った経験を活かし、あなたの体に合わせた施術をご提供しています。

このブログが皆様のお役に立てば幸いです。

バスチェアで腰痛が悪化するのはなぜですか?

バスチェアは座面が低いため、骨盤が後傾し腰椎が丸まった姿勢になります。この姿勢が腰の筋肉や椎間板に大きな負担をかけるため、腰痛が悪化しやすくなります。

低い椅子に座るとき腰痛を防ぐ姿勢のポイントは何ですか?

骨盤を立てて坐骨で体重を支える意識が重要です。クッションを使って座面の高さを上げたり、背筋を伸ばした姿勢を保つことで腰への負担を軽減できます。

腰痛に効く股関節ストレッチはどのように行えばよいですか?

仰向けで片膝を胸に引き寄せるストレッチや、四つん這いで片足を前に引き出すポーズが効果的です。股関節の柔軟性が高まることで腰への負担が分散され、腰痛の緩和につながります。

(理学療法士 廣畑 駿也 監修)

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資格:理学療法士
臨床経験:病院・クリニック勤務にて、整形外科を中心に脳神経・呼吸器など幅広い分野の治療に16年間携わる。
得意分野:長年の肩こり・腰痛・膝の痛みといった慢性的な不調・怪我・病気・手術後の不調
所属院:ひろはた整体ラボ(JR三田駅徒歩3分)

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