立ち仕事を始めてから膝が痛くなった理由とは|40代女性の改善事例

この記事でわかること
  • 立ち仕事による膝の痛みの根本原因は、股関節の可動域低下が膝への負担を増やしていることにある
  • 膝と股関節は連動しており、股関節の動きを改善することで膝の痛みが解消できる
  • 3〜4ヶ月改善しなかった膝の痛みも、股関節へのアプローチで改善した事例がある

【この記事を書いた人】

氏名:廣畑 駿也(ひろはた しゅんや)

廣畑 駿也

資格:理学療法士
臨床経験:
病院・クリニック勤務にて、整形外科を中心に脳神経・呼吸器など幅広い分野の治療に16年間携わる。
得意分野:
・長年の肩こり・腰痛・膝の痛みといった慢性的な不調
・怪我・病気・手術後の不調
所属院:ひろはた整体ラボ(JR三田駅徒歩3分)

「立ち仕事を始めてから膝が痛くなってきた…」

「デスクワークの時は問題なかったのに、なぜ膝が痛くなるの?」

「膝の痛みが気になって、仕事を続けられるか不安」

このようなお悩みの方に、このブログがお役に立てるかもしれません。

こんにちは。

兵庫県三田市で開業しています、ひろはた整体ラボの廣畑です。

今回は、立ち仕事を始めてから右膝の痛みに悩まされていたH.R様(40代女性)の改善事例をご紹介します。

H.R様と同じようなお悩みをお持ちの方に、少しでもお役に立てる情報をお届けできればと思います。

目次

結論|膝の痛みの原因は膝ではなく股関節にあった

今回の事例でお伝えしたい最も重要なことは、膝の痛みの原因が必ずしも膝にあるとは限らないということです。

H.R様の場合、膝そのものに問題があったのではなく、股関節が動きにくくなっていたことが膝の痛みの根本的な原因でした。

股関節の動きを改善することで膝への負担が減り、症状がほぼなくなるまで改善することができました。

「膝が痛いのに股関節?」と思われるかもしれませんが、その理由を次の章でわかりやすくお伝えします。

立ち仕事で膝が痛くなったきっかけ|H.R様の症例

デスクワークから立ち仕事への変化が膝に影響した

H.R様はデスクワーク中心の生活から、1日中立ちっぱなしの仕事に変わったタイミングで右膝の痛みが出始めたとのことでした。

「症状がなかなか引かないし、脚のことだから気になって」

とおっしゃられ、症状が長くなっていることも心配されている様子でした。

症状が出始めてから3~4ヶ月が経過した段階で当ラボにいらっしゃいました。

3~4ヶ月経過しても改善しなかった理由

膝の痛みが長引いてしまう原因のひとつは、膝そのものにだけ注目してしまうことです。

湿布を貼ったり安静にしたりしても、根本的な原因である股関節の問題が解決されなければ症状は改善しにくいのです。

実際にH.R様の体を検査させていただいたところ、股関節の可動域にも大きく低下していることがわかりました。

なぜ股関節が膝の痛みに関係するのか

膝と股関節は連動して動く

「膝が痛いのになぜ股関節を診るの?」と思われるかもしれません。

実は体はバラバラに動いているわけではなく、歯車が噛み合うように各関節が連動して動いています。

股関節は背骨・骨盤・足をつなぐ最も重要な関節であり、立つ・歩く・しゃがむといった日常のあらゆる動作に深く関わっています。

実際に研究でも、股関節に近い骨盤へのアプローチによって膝を伸ばす筋肉の力が改善したという報告があります。

つまり膝の問題は膝だけを診ていても解決しないケースがあるんです。

股関節の可動域低下が膝への負担を増やす

デスクワーク中心の生活から立ちっぱなしの仕事に変わると、股関節への負担が一気に増えます。

股関節の動きが悪くなると、本来股関節が担うはずの動きを膝が代わりに補おうとします。

膝だけで全てを支えようとすることで筋肉が疲労し、痛みとして現れてくるのです。

H.R様の場合まさにこの状態でした。

股関節の可動域が落ちたことで膝にしっかり力が入らなくなり、右膝の痛みとして症状が現れていたのです。

施術で股関節の動きを改善した結果

当ラボでは膝の痛みだけでなく体全体の動きを確認しながら、H.R様の股関節の可動域改善を中心に施術を行いました。

股関節の動きが改善されると体が連動して動くようになり、膝にも自然と力が入りやすくなっていきました。

施術の初期段階では軽い筋肉痛のような感覚が出ることがありましたが、すぐに落ち着き体全体の動きがよくなっていきました。

現在はほぼ症状がなく経過されています。

患者様の声

右膝の痛みでお悩みだったH.R様は、右膝の症状もほとんど気にならず現在月1回ほどの頻度でお体のメンテナンスで通院していただいています。

施術期間:2ヶ月 施術回数:5回


Q. 何が決め手で施術を希望されましたか?

「Googleマップの口コミで、先生の対応が丁寧だと書いてあったため」

Q. どのような不調がありましたか?

「右ひざの痛み」

Q. 実際に施術を受けて良かったことを教えてください。

「不調があった右ひざ以外の部分も見てくださったこと。体全体の動きが良くなってきています。自宅でのセルフケアの方法も教えてくれたこと。」

お名前:H.R様 42歳 女性
住所:三田市
職業:パート

※施術効果には個人差があります。

おわりに|膝の痛みでお悩みの方へ

最後までお読みいただきありがとうございました。

今回のブログではH.R様の事例をご紹介させていただき、膝の痛みの原因は必ずしも膝にあるとは限らないということをお伝えしました。

体は歯車のように連動して動いているため、股関節の動きが悪くなることで膝に負担が集中し、痛みとして現れることがあります。

「膝が痛いから膝だけをケアする」という考え方ではなく、体全体のバランスを見ながら根本的な原因にアプローチすることが改善への近道です。

同じようなお悩みをお持ちの方で参考にしていただけますと幸いです。

もし何かお体の症状で気にあることやお悩みがあれば、気軽に当ラボまでご相談ください。

LINEからは24時間ご相談を受付しています。

ひろはた整体ラボでは、理学療法士として16年間培った経験を活かし、あなたの体に合わせた施術をご提供しています。

このブログが皆様のお役に立てば幸いです。

立ち仕事を始めてから膝が痛くなったのはなぜですか?

長時間の立ち仕事で股関節の動きが制限されると、膝が代わりに負担を受けやすくなります。膝そのものよりも、股関節の可動域低下が原因であることが多いです。

膝の痛みになぜ股関節へのアプローチが有効なのですか?

膝と股関節は連動して動くため、股関節の動きが悪くなると歩行や立ち姿勢で膝への負担が増えます。股関節の可動域を改善することで膝の痛みが軽減します。

膝の痛みが数ヶ月続いている場合はどうすればよいですか?

長期間続く膝の痛みは、原因が膝以外にある可能性があります。股関節や姿勢へのアプローチで改善するケースがありますので、専門家への相談をおすすめします。

参考文献

・Suter E, et al. Decrease in quadriceps inhibition after sacroiliac joint manipulation in patients with anterior knee pain. J Manipulative Physiol Ther. 1999;22(3):149-153.

(理学療法士 廣畑 駿也 監修)

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この記事を書いた人

廣畑 駿也のアバター 廣畑 駿也 ひろはた整体ラボ

資格:理学療法士
臨床経験:病院・クリニック勤務にて、整形外科を中心に脳神経・呼吸器など幅広い分野の治療に16年間携わる。
得意分野:長年の肩こり・腰痛・膝の痛みといった慢性的な不調・怪我・病気・手術後の不調
所属院:ひろはた整体ラボ(JR三田駅徒歩3分)

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