- 立った時に体が伸ばせない原因は、前かがみ姿勢による筋肉の固まりとふくらはぎの硬さが体全体に連鎖するためにある
- ふくらはぎの硬さが足首・膝・骨盤・腰へと影響を及ぼし、体を伸ばしにくくする
- 深呼吸によるリセットと足首体操の2つのセルフケアで、今日から体の伸びを改善できる
【この記事を書いた人】
氏名:廣畑 駿也(ひろはた しゅんや)

資格:理学療法士
臨床経験:
病院・クリニック勤務にて、整形外科を中心に脳神経・呼吸器など幅広い分野の治療に16年間携わる。
得意分野:
・長年の肩こり・腰痛・膝の痛みといった慢性的な不調
・怪我・病気・手術後の不調
所属院:ひろはた整体ラボ(JR三田駅徒歩3分)
「立ち上がったときに腰が伸びなくてつらい…」
「気がついたら体が前に曲がったままになってしまっている」
「立ち仕事の後に腰が重くて体が伸ばせない」
このようなお悩みの方に、このブログがお役に立てるかもしれません。
こんにちは。
兵庫県三田市で開業しています、ひろはた整体ラボの廣畑です。
先日、飲食店で仕事を始められた30代の女性の患者さんが腰痛でお悩みとのことで来院されました。
どうやら、調理の作業で前かがみが続いたらしく気がついたら体がまっすぐ伸ばせなくなってしまったとのことでした。
実はこの理由に「足首」が大きく関係していたのです。
「なんで腰なのに足首?」と思われるかもしれませんが、この度のブログでその理由を解説したいと思います。
ぜひ最後までご覧ください。
結論|立った時に体が伸ばせない原因はふくらはぎにある

その理由はふくらはぎの筋肉が緊張して足首が硬くなることで体全体に連鎖してしまうんです。
- ふくらはぎ(腓腹筋:ひふくきん)が硬くなる
- 足首が硬くなる
- 膝が伸びにくくなる
- 股関節も曲がったままになる
- 背骨のゆがみになり、腰への負担が増える
このように足首の硬さが腰痛の原因になってしまいます。
今すぐできる対策
- あお向けで深呼吸して体をリセットする
- 足首のストレッチでふくらはぎをほぐす
この2つをセットで行うことで、立った時に体が伸びやすい状態に戻すことができます。
なぜ立った時に体が伸ばせなくなるのか
前かがみ姿勢が続くと体が伸ばせなくなる理由
立ち仕事や長時間の作業で前かがみの姿勢が続くと、股関節や膝は曲がった状態のままになってしまいます。
ふくらはぎの筋肉は、腓腹筋(ひふくきん)といって、かかとから膝の関節またぐ構造をしています。
この筋肉は前かがみ姿勢のように膝が曲がった姿勢になっていると縮んだ状態になります。

調理のように1日何時間も前かがみをして筋肉が縮んだ状態になると今度は伸びにくくなります。
膝を曲げて行う作業を何時間続けるような仕事では、2〜4日続くだけで劣化したゴムのように伸びなくなってしまいます。
ふくらはぎの硬さが体全体に連鎖する
先ほど説明した通り、ふくらはぎの筋肉は膝をまたいでいます。
そのため、ふくらはぎが硬くなると、膝は真っすぐ伸びなくなってしまいます。
膝が伸びにくくなると、股関節も伸びにくくなり、さら背骨も伸びにくくなって、姿勢の歪みにつながってしまいます。
まるで車のタイヤが一つ空気不足になると、他のタイヤに余計な負担がかかってしまうのと同じイメージです。
特に立っている時は、足首だけが地面に接して、体重を全体重を支えているので硬くなってしまいやすいんです。
そのため、足首の硬さは体全体の姿勢に大きく影響してしまいます。
今日からできる2つのセルフケア
原因が分かれば、後の対策はとても簡単です。
足首の柔軟性を改善するだけでも、腰痛を和らげることができます。
「毎日のストレッチは時間もないしなかなか続かない…」
という方も、ベッドで寝た姿勢でできる簡単な方法ですので、ぜひ最後まで読み進めてください。
①あお向けで深呼吸して体をリセットする
まず深呼吸で体全体の緊張をほぐします。
私はこの深呼吸のセルフケアを特にお勧めしています。
理由は他のブログでも紹介していますので、ぜひ参考にしてみてください。

これで体がリセットされることで、次の足首の体操がより効果的になります。
やり方:
- あお向けに寝て両膝を立てます(立て膝の状態)
- 鼻からゆっくり3秒かけて息を吸います。このときお腹を膨らますことを意識してください
- 口からゆっくり6秒かけて息を吐きます。このときお腹をへこませることを意識してください
- これを5~6回繰り返します
ポイント:
息を吐くときにお腹をへこませる動作が体の緊張をほぐすカギになります。深呼吸が終わったら足をまっすぐ伸ばしてみてください。最初より体が伸ばしやすくなっていれば体がリセットできたサインです。
②足首の体操でふくらはぎをほぐす
体がリセットされたら、次はふくらはぎをほぐす足首の体操に移ります。
やり方:
- あお向けのまま両足をまっすぐ伸ばします
- 膝が曲がらないように意識しながら、足首をゆっくり上に反らします(つま先を天井に向けるイメージ)
- ふくらはぎに張りを感じたら5秒キープします
- 次につま先を下ろします
- 同じく5秒キープします
- これを5回繰り返します
ポイント:
膝が曲がってしまうとふくらはぎへのストレッチが弱くなります。
「膝をまっすぐ保つ」ことを意識しながら行うのがコツです。
ふくらはぎに「じんわり伸びている感覚」を感じながら行うと効果的です。


おわりに|ふくらはぎを整えることが腰痛予防につながる
最後までお読みいただきありがとうございました。
この度のブログでは、「立った時に腰痛で体が伸ばせない」理由が、腰だけの問題ではなくふくらはぎの硬さが関係しているというお話をさせていただきました。
「腰と足首が関係するの?」と思われたかもしれませんが、足首の動きで腰の負担は変わってきます。
今回ご紹介した深呼吸と足首の体操をできる範囲で試してみてください。
また、実際にセルフケアを取り入れたけど改善しないという場合は、他にも原因があるかもしれません。
もし何かお体の症状で気にあることやお悩みがあれば、気軽に当ラボまでご相談ください。
LINEからは24時間ご相談を受付しています。

ひろはた整体ラボでは、理学療法士として16年間培った経験を活かし、あなたの体に合わせた施術をご提供しています。
このブログが皆様のお役に立てば幸いです。
- 立った時に体が伸ばせないのはなぜですか?
-
前かがみ姿勢が続くと背中や腰の筋肉が縮んだ状態で固まります。さらにふくらはぎが硬くなることで体全体が丸まりやすくなり、立った時に体を伸ばしにくくなります。
- ふくらはぎが硬くなるとなぜ腰痛になるのですか?
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ふくらはぎの硬さは足首の動きを制限し、その影響が膝・骨盤・腰へと連鎖します。下半身全体の動きが悪くなることで腰への負担が増え、腰痛につながります。
- 体が伸ばせない時にすぐできるセルフケアはありますか?
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あお向けで深呼吸して体をリセットする方法と、足首の体操でふくらはぎをほぐす方法の2つが効果的です。どちらも自宅で道具なしに行えます。


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