腰椎椎間板ヘルニアのしびれはどこに出る?

「ヘルニアと言われて心配で…」

「この足のしびれ、もしかしてヘルニアなのかな」

「様子を見ましょうと言われたけど、本当にこのままで大丈夫なのかな」

このようなお悩みをお持ちの方に、このブログがお役に立てれば幸いです。


こんにちは。

兵庫県三田市で開業しています、ひろはた整体ラボの廣畑です。

病院でヘルニアと言われた方も、診断はまだないけれど「自分はヘルニアかもしれない」と感じている方で、不安を感じておられる方もいらっしゃるかもしれませんね。

この度のブログでは、腰椎椎間板ヘルニアで神経が圧迫されるとしびれはどこに出るのか、そして、そうした症状がない場合にどう考えればよいのかをお話しします。

足のしびれは、それだけで先の見えない不安につながるものかと思います。

でも、ヘルニアのしびれには、実は腰の神経の出る場所によって特徴があるんです。

目次

結論|腰椎椎間板ヘルニアによるしびれは、お尻から足にかけて決まった場所に出やすい

先に、結論からお伝えします。

ヘルニアが神経を圧迫すると、しびれや力の入りにくさは、お尻から太もも、すね、足にかけての決まった場所に出るのが一般的で、多くは片側です。

逆に言えば、そうした症状がなければ、ヘルニアがあっても神経を強く圧迫していない可能性があります。

その場合は、腰に負担をかけない姿勢を整えていくことが、進行や腰痛の予防につながります。

腰のヘルニアについては、医師による診断が必要です。

実は、この記事を書こうと思ったきっかけは、当ラボに来られた60代の男性の症状でした。

実際に整形外科で腰のヘルニアの診断を受け、神経の圧迫もあるとのことでした。

ただ、圧迫の程度を見た上で保存療法で経過観察する方針となっていました。

お困りだったのは、「太ももに力が入りにくい」ということと、足のしびれでした。

歩いているときに膝がカクッと脱力することもありました。

ただ、整形外科での判断通り、経過とともに症状は良くなっていきました。

実は、飛び出したヘルニアは、時間とともに体に吸収されて小さくなることも知られています。

それでも、しびれや力の入りにくさを抱えたまま「様子を見る」と言われると、このままで本当に大丈夫なのか、という不安は消えないものかと思います。

だからこそ、どんな症状がどこに出るのかを知っておくことが、安心につながります。

では、お話を進めていきますね。

腰椎椎間板ヘルニアで神経が圧迫されると、しびれはどこに出る?

腰から出た神経は、お尻を通って、太もも、すね、足へと降りていきます。

ヘルニアがこの神経を圧迫すると、その神経が担当している場所に、しびれや痛みが出ます。

一般的に多いのは、次の場所です。

  • お尻から太ももの裏、すねの外側にかけて
  • 足の甲や、足の外側(小指側)
  • 太ももの前側や、すねの内側(腰の上のほうのヘルニアのとき)
腰椎椎間板ヘルニアでしびれが出やすい場所。①お尻から太ももの裏・すねの外側、②足の甲・足の外側、③太ももの前側・すねの内側を、前面と後面の皮膚分節図で示した3枚並びの図

しびれと一緒に、力の入りにくさが出ることもあります。

  • つま先が持ち上がりにくく、つまずきやすい
  • つま先立ちがしにくい
  • 椅子から立ち上がるときに、膝がカクッとする

多くの場合、左右どちらか片側に出ます。

先ほどの60代の男性のように、太ももの前側に出るのは、腰の上のほうが関わっているときの特徴です。

なお、両足に症状が出ている場合や、尿や便が出にくい場合は、すぐに病院で診てもらってください。

しびれがなければ?腰椎椎間板ヘルニアが神経を圧迫していないケース

ここまで読んで、「自分にはそういう症状はないな」と感じた方もいらっしゃるかもしれません。

別のブログでもお話ししましたが、ヘルニアがあっても、神経を強く圧迫していないケースは少なくありません。

実際、画像でヘルニアが見つかっても、症状がない方は多くいらっしゃいます。

日本整形外科学会も、症状がなければ多くの場合問題はない、としています。

医師が画像を指しながら説明し、落ち着いた表情で聞いている男性のイラスト

しびれや筋力低下などの神経の圧迫による症状はなく、腰痛だけ、という場合は、神経の圧迫よりも、腰にかかっている負担そのものが痛みに関わっていることが多いんです。

髄核(ずいかく)が飛び出していなくても、椎間板に負担がかかり続けると炎症が起きて、腰痛につながることがあります。

つまり、腰痛の原因は「ヘルニアそのもの」ではなく、「腰への負担」かもしれない、ということです。

腰椎椎間板ヘルニアの進行と腰痛の予防は、負担をかけない姿勢から

椎間板は、前かがみの姿勢が続くと、中の髄核が後ろへ押し出されやすくなります。

同じ姿勢のくせが続くと、椎間板の同じ場所にばかり負担が集中してしまうのです。

まっすぐの姿勢と前かがみの姿勢の椎間板の断面図。前かがみでは髄核が後ろへ押される

飛び出した髄核そのものは、施術でどうにかできるものではありません。

けれど、腰に負担をかけている姿勢の歪みは、整えていくことができます。

負担が減れば、ヘルニアの進行を防ぐことにも、腰痛の予防にもつながると考えています。

どんな姿勢が腰の負担になるのかは、別の記事で詳しくお話しする予定です。

だからこそ当ラボでは、「なぜ腰に負担がかかっていたのか」というところから、姿勢や体の使い方を一緒に見ていくことを大切にしています。

おわりに|腰椎椎間板ヘルニアのしびれは、決まった場所に出ます

最後までお読みいただきありがとうございました。

この度のブログでは、ヘルニアが神経を圧迫するとしびれは決まった場所に出ること、そして、そうした症状がなければ負担をかけない姿勢を整えることが進行と腰痛の予防につながることをお話ししました。

しびれや力の入りにくさがある方は、自己判断はせず、一度は整形外科で診てもらうことをおすすめします。

逆に、ヘルニアと言われたけど、そうした症状がない方は、腰痛とずっと付き合っていくという不安を抱えなくても大丈夫です。

ヘルニアと言われて不安、腰痛が続いている、という方は、LINEまたはお電話から気軽にご相談ください。

必要な場合は、適切な医療機関をご紹介させていただきます。

LINEからは24時間受け付けております。

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ひろはた整体ラボでは、理学療法士として16年間培った経験を活かし、あなたの体に合わせた施術をご提供しています。

このブログが皆様のお役に立てば幸いです。

片足だけのしびれなら、様子を見ていいですか?

片足だけだから大丈夫、とは言い切れません。しびれが日ごとに広がる、力が入らなくなってきた、というときは早めに医療機関で診てもらってください。まだ診断を受けていない方は、一度は整形外科で検査を受けておくことをお勧めします。

MRIでヘルニアがあると言われましたが、しびれはありません。心配ですか?

画像でヘルニアが見つかっても症状がない方は多く、日本整形外科学会も、症状がなければ多くの場合問題はないとしています。まずは主治医の判断に従ってください。その上で腰痛が続いているなら、ヘルニアそのものより、姿勢や体の使い方に目を向ける余地があるかもしれません。

ヘルニアと診断されましたが、姿勢を整えると良くなりますか?

飛び出した髄核そのものが、姿勢を整えることで元に戻るわけではありません。ただ、腰への負担が減ることで、痛みが和らいだり、進行を防いだりすることは期待できます。効果には個人差がありますので、しびれや力の入りにくさがある方は、主治医と相談しながら進めてください。

参考文献

(理学療法士 廣畑 駿也 監修)

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この記事を書いた人

廣畑 駿也のアバター 廣畑 駿也 ひろはた整体ラボ

資格:理学療法士
臨床経験:病院・クリニック勤務にて、整形外科を中心に脳神経・呼吸器など幅広い分野の治療に16年間携わる。
得意分野:長年の肩こり・腰痛・膝の痛みといった慢性的な不調・怪我・病気・手術後の不調
所属院:ひろはた整体ラボ(JR三田駅徒歩3分)

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