- 体重をかけると膝が痛くなる主な原因(膝を伸ばす力=大腿四頭筋の低下)
- 膝が体重を支える仕組みと、伸ばす力が弱くなってしまう理由
- あお向けのまま簡単にできる、膝を伸ばす力を取り戻すセルフケア
「立ち上がるたびに膝がズキッと痛む…」
「歩き始めの一歩がつらい」
「歩きなさいって言われるけど、膝が痛くて歩けない」
このようなお悩みの方に、このブログがお役に立てるかもしれません。
こんにちは。
兵庫県三田市で開業しています、ひろはた整体ラボの廣畑です。
先日、40代の女性の患者さんが「体重をかけると膝が痛い」とご来院されました。
いらしたときの一番のお悩みが
「座っていれば平気なんですが、立ったときが一番つらい」
とのことでした。
動くたび、立つたびに膝が痛くなると動く気もなくしてしまいますよね。
立ち仕事や家事、階段の上り下りのたびに膝がズキッ…とつらい思いをされている方も、多いのではないでしょうか。
同じようなお悩みを持つ方には病院の先生からも、「歩きなさい」と言われた経験もよく聞きます。
痛みを我慢しながら、家事やお買い物を続けている、という方も少なくありません。

実は、膝の関節に負担がかかったままでは、膝の痛みが治まらないどころかひどくなってしまうこともあります。
そこで今回は、なぜ体重をかけると膝が痛くなるのか、膝の痛みを和らげる方法について当ラボで行っていることお伝えします。
ぜひ、最後までご覧ください。
結論|膝を伸ばす力がうまく入らないことが原因
結論からお伝えすると、体重をかけたときに膝が痛くなる原因の多くは、膝を伸ばす力がうまく入らなくなっていることにあります。
膝を伸ばす力は太ももの前にある大きな筋肉、大腿四頭筋(だいたいしとうきん)が担っています。
さらにこの筋肉は、体重を支えるためにも重要な働きをしています。
知らず知らずのうちに、この筋肉に力が入りにくくなって、体重をかけた時に体重を支えきれず、関節に負担がかかってしまうんです。
つまり、膝を伸ばす力を取り戻す必要があるんですね。
そこでこの度のブログでは膝の不調を解消するために必要な「伸ばす力」について詳しく説明します。
ぜひ最後までお読みください。
膝はどのように体重を支えているのか
そもそも、膝はどのようにして体重を受け止めているのでしょうか。
膝は大腿骨(だいたいこつ)太もも側の骨と、脛骨(けいこつ)すね側の骨でできています。

膝がまっすぐ伸びているとき、この2つの骨は「面と面」でしっかり接して体重を分散しています。
広い面積で受け止めることで、特定の場所に負荷が集中しない構造になっているんですね。
ところが、膝が少し曲がった状態で体重をかけると、骨の接触面が狭まり「点」に近い状態になってしまいます。
例えば、10人で運んでいた荷物を、急に5人で持つとなると負担が当然大きくなりますよね。

同じ体重でも、点で受けると圧力は一か所に集中します。
これが、体重をかけるたびに膝が痛みやすくなる大きな原因のひとつです。
なぜ膝を伸ばす力が弱くなるのか
では、なぜ膝を伸ばす力が弱くなってしまうのでしょうか。
実は、膝が少し曲がった状態が続くと、膝を伸ばすための筋肉である大腿四頭筋(だいたいしとうきん)の力が入りにくくなってしまうと言われています。

例えば、少し姿勢が前かがみになると膝はどんな角度になっていますか?
少し曲がった状態になりますよね。
座っている時間が長くなっても膝はずっと曲がったままになってしまいますよね。
このような状態が長く続くと、筋肉が働きにくくなり、体重をかけるたびに関節への負担が増す…という悪循環に入ってしまいます。

「じゃあ、どうすればいいの?」
と気になる方もいらっしゃると思いますね。
では、その方法をご紹介しますね。
膝を伸ばすセルフケアの方法とは
「膝が痛いの筋肉は鍛えられるの?」と思われるかもしれませんが、ご安心ください。
ここでご紹介するセルフケアは、あお向けのまま寝た状態でできる、簡単な方法です。
やり方:
- あお向けに寝て、膝の下に丸めたバスタオルを置きます
- そのタオルを膝で下に押さえつけるように、足に力を入れます
- 5秒間キープします
- 力を抜いてリラックスします
- これを3回繰り返します

ポイント:「膝の内側に力が入っている感覚」を意識しながら行うと効果的です。強く押さえつける必要はなく、じんわりと力が入る程度で十分です
この動作で大腿四頭筋を少しずつ鍛えることで、膝が伸びやすくなり、体重をかけたときの負担がかかりにくくなります。
また合わせて、足首のストレッチもおこなっていただくと効果的です。
ぜひ、試してみてください。
おわりに|体重をかけると膝が痛む方へ
最後までお読みいただきありがとうございました。
体重をかけると膝が痛む背景には、膝を伸ばす力の低下と、それによって起きる関節への負担の集中があります。
まず膝を伸ばせる状態に整えることが、改善への土台になります。
まず、本日お伝えしたセルフケアを2週間ほど試してみてください。
なかなか改善しない、原因がはっきりしなくて不安…という方は、お気軽にLINEかお電話でご相談ください。
LINEからは24時間ご相談を受付しています。

ひろはた整体ラボでは、理学療法士として16年間培った経験を活かし、あなたの体に合わせた施術をご提供しています。
このブログが皆様のお役に立てば幸いです。
- セルフケアは毎日どのくらい行えばいいですか?
-
記事でご紹介した「5秒キープ×3回」を、1日2〜3セットを目安に、無理のない範囲で続けてみてください。一度にたくさん行うより、毎日こつこつ続けるほうが習慣にしやすいです。痛みが出るときは休んで大丈夫です。
- セルフケア中に膝が痛むときは、続けても大丈夫ですか?
-
強い痛みが出るときは、無理をせず中止してください。力を弱めても痛む、腫れや熱っぽさがあるといった場合は、自己判断で続けずに一度ご相談くださいね。
参考文献
・膝関節伸展可動域,Q-angle と大腿四頭筋セッティングにおける筋活動との関係.理学療法科学,2016.
・脊柱後弯と膝関節機能の関連性.理学療法科学,2024.


コメント