毎年梅雨に肩こりが悪化する理由とは?毎年のお悩みが解消した事例を紹介

この記事でわかること
  • 梅雨に肩こりが悪化する2つの原因
  • 梅雨の時期に特に悪化しやすい人の特徴
  • 今日からご自宅でできる対策(胸はり体操)

「梅雨になると毎年決まって肩こりがひどくなる…」

「この時期になると肩が重くて、腕が上がりにくくなる」

「梅雨が来るたびに憂鬱になってしまう」

このようなお悩みの方に、このブログがお役に立てるかもしれません。

こんにちは。

兵庫県三田市で開業しています、ひろはた整体ラボの廣畑です。

先日、毎年梅雨になると肩こりがひどくなるという患者さんが来院されました。

詳しくお話をうかがうと、フリースクールの先生をされていて、年度末になると進路相談などで忙しく疲労が多くなるとのことでした。

「年度末をなんとか乗り越えて、ホッとしたと思ったら、今度は梅雨で毎年体の不調が出るんです」とお話しされていました。

来院されたときは、肩が肩の高さまでしか上がらない状態でした。

毎年のことなので半ば慣れてしまっている一方で、どうにかしたいという気持ちが伝わってきました。

同じように「梅雨になると決まって肩がつらくなる」という方は、本当に多いんです。

毎年のことだと分かっていても、憂鬱ですよね。

この記事では、梅雨の時期になぜ肩こりがひどくなるのか、その原因とご自宅でできる対策をわかりやすくお伝えします。

ぜひ最後までご覧ください。

目次

結論|梅雨の肩こりは2つの原因が重なって悪化する

結論から先にお伝えします。

梅雨に肩こりが悪化するのは、「梅雨特有の気象変化」と「日頃の姿勢のクセ」という2つの原因が重なるからです。

気圧や湿度の変化が自律神経を乱し、筋肉を緊張させます。

そこに、片側に負担がかかった姿勢が加わることで、肩まわりに症状として出てしまうんです。

裏を返せば、この2つに働きかけることで、梅雨の肩こりは対策していくことができます。

具体的には、自律神経を整える生活の工夫と、背骨と肩甲骨を動かす「胸はり体操」です。

今回の患者さんも、この考え方で施術とセルフケアを続けることで、少しずつ肩が楽に動かせるようになっていきました。

※変化には個人差があります。

今回お伝えするセルフケアを、まずは2週間、続けてみてください。

毎年のことだからと諦めなくて大丈夫ですし、梅雨の疲れをまだ引きずってしまっている方もぜひ試してみてください。

それでは、原因を1つずつ見ていきますね。

梅雨の湿気と気圧変化が体に与える影響とは?

気圧・湿気が自律神経と筋肉に与える影響

梅雨の時期は気圧が低下しやすく、気温や湿度の変化も大きくなります。

気圧が下がると、体を外から押さえる力が弱まり、血管が広がりやすくなります。

ここで関わってくるのが「自律神経(じりつしんけい)」です。

自律神経とは、呼吸や体温、血のめぐりなどを、自分の意思とは関係なく24時間調整してくれている神経のことです。

いわば、体を自動でコントロールしてくれている「縁の下の力持ち」のような存在なんです。

この自律神経は気圧や気温の変化にとても敏感で、梅雨のような不安定な天候が続くとバランスを崩しやすくなります。

その結果、筋肉が緊張したり、血のめぐりが悪くなったりしやすくなるんです。

さらに湿気が多い環境では、体に余分な水分がたまりやすくなります。

体が重だるく感じたり、筋肉がこわばりやすくなったりします。

肩まわりの筋肉も例外ではなく、この時期の肩こりや肩の動きの悪さとして現れやすくなります。

普段は出ない症状がこの時期に現れる理由

「肩こりはあるけれど、梅雨の時期だけ特にひどくなる」という方は多いのではないでしょうか。

普段の生活では、体がある程度の負担に耐えられています。

そこに梅雨の気象変化という追加の負担が加わることで、一気にバランスが崩れてしまうんです。

ちょうど、コップの水がギリギリまで溜まっていたところに、水が加わってあふれてしまうようなイメージです。

満杯のコップに一滴加わってあふれる様子のイラスト

だからこそ「梅雨になると毎年決まって症状が出る」という方が多いのです。

梅雨の時期に肩こりが特に悪化しやすい人の特徴とは?

片側に負担がかかりやすい姿勢が続いている

梅雨の影響を特に受けやすいのが、日頃から体の片側に負担がかかっている方です。

例えばデスクワークでパソコンやマウスを使い続けると、体が自然と片側に傾いた姿勢になりがちです。

教壇に立つ先生も、板書やノートの丸つけなどで、意外と同じ側に体を使う時間が長いお仕事です。

この姿勢が長く続くと、左右の筋肉のバランスが崩れていきます。

片側の肩まわりに負担が集中していくんです。

今回の患者さんも左肩が下がった状態になっていて、左側に体が傾きやすい姿勢が影響していました。

デスクワークで体が片側に傾き、左肩が下がった姿勢のイラスト

背骨と肩甲骨の動きが悪くなると肩が上がらなくなる

肩の動きには、背骨と肩甲骨(けんこうこつ)の動きが深く関わっています。

背骨と肩甲骨の位置関係を示した解剖図

肩甲骨は背骨に沿って動く構造になっています。

この2つが連動してスムーズに動くことで、肩を大きく動かすことができます。

しかし片側に傾いた姿勢が続くと、背骨がゆがみ、肩甲骨の動きも制限されてしまいます。

筋肉そのものに傷がなくても、背骨と肩甲骨の動きが悪くなるだけで、肩の可動域は大きく低下してしまうのです。

梅雨の時期の体への負担がこれに追い打ちをかけ、肩がさらに上がりにくくなってしまうんです。

「腕が肩の高さまでしか上がらない」というのは、まさにこの状態です。

梅雨の肩こりへの対策|自宅でできる2つのこと

ここからは、ご自宅でできる対策を2つご紹介します。

どちらも今日から始められるものなので、できるところからで大丈夫ですよ。

①湿気・気圧変化への対策(自律神経を整える)

まずは、梅雨の体への影響をやわらげるために、自律神経を整えることが大切です。

また梅雨だけではなく、台風の来るシーズンでも急激な気圧・湿度の変化に対する対策は効果的です

以前のブログでお伝えした天気痛への対策と同じ方向性ですが、この時期は特に次のことを意識してみてください。

  • 湯船につかって体を温め、血のめぐりをよくする
  • 睡眠のリズムを整えて、自律神経を安定させる
  • 水分代謝を助けるとされる食材(豆類・海藻類・とうもろこしなど)を食事に取り入れる
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②胸はり体操で背骨と肩甲骨を整える

肩の動きを改善するために、ぜひ取り入れていただきたいのが「胸はり体操」です。

背骨と肩甲骨の動きを回復させることで、肩まわりへの負担を減らすことができます。

やり方:

  1. 背筋を軽く伸ばした状態で、立つか椅子に座ります
  2. 両腕を体の後ろで組みます
  3. 胸を前に張り出すようにしながら、両方の肩甲骨を背骨に向かって寄せます
  4. その状態で5秒キープします
  5. ゆっくり元の姿勢に戻します
  6. これを10回繰り返します
胸はり体操(左右の肩甲骨を背骨に寄せる)のビフォーアフター

ポイント:「肩甲骨が背骨に近づいている」感覚を意識することが大切です。
デスクワークの合間や休憩のタイミングで取り入れるだけでも効果的です。

患者様の声

村瀬様のアンケート回答用紙

今回ご紹介した内容は、実際に来院された村瀬様(60歳・男性)への施術をもとにしています。アンケートにもご協力いただきましたので、ご本人の許可をいただいたうえでご紹介します。

Q. 何が決め手で施術を希望されましたか?

「ひろはた先生が教室に訪問してくださったので、かねてから抱えていた体の痛みを相談しようと思いました。」

Q. どのような不調がありましたか?

「五十肩と、腰椎の痛みです。」

Q. 実際に施術を受けて良かったことを教えてください。

「上記の改善と、体温が上がって楽になりました。」

今年の梅雨は例年よりも楽に過ごせたとお話しくださり、少しでもお力になれたのなら幸いです。

施術期間:1ヶ月 施術回数:4回


お名前:村瀬 浩司様 60歳 男性
住所:神戸市
職業:フリースクール経営

※施術効果には個人差があります。

おわりに|梅雨の肩こりは原因を知れば対策できる

最後までお読みいただきありがとうございました。

「梅雨になると毎年肩こりがひどくなる」という症状は、梅雨特有の気象変化と、日頃の姿勢の問題が重なって起こっていることが多いです。

どちらか一方だけではなく、両方に働きかけることが、改善への近道になります。

まずは今日ご紹介した「自律神経を整える工夫」と「胸はり体操」を、できるところから2週間続けてみてください。

それでも「なかなか改善しない」「姿勢の整え方がわからない」という方は、気軽にLINEかお電話でご相談ください。

LINEからは24時間ご相談を受付しています。

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ひろはた整体ラボでは、理学療法士として16年間培った経験を活かし、あなたの体に合わせた施術をご提供しています。

このブログが皆様のお役に立てば幸いです。

梅雨が終われば、肩こりは自然におさまりますか?

気象の影響が減ることで、梅雨明けとともに楽になる方は多いです。ただ、日頃の姿勢のクセが残っていると、翌年もまた同じように繰り返しやすくなります。梅雨の時期以外のうちに、姿勢や肩甲骨の動きを整えておくのがおすすめです。

肩は温めたほうがいいですか、冷やしたほうがいいですか?

梅雨の肩こりは血のめぐりの悪さや筋肉の緊張からくることが多いので、基本的には温めるほうが向いています。湯船にゆっくりつかって温めてみてください。ただし、ぶつけた・急に強い痛みが出たなど炎症が疑われるときは、温めずに一度ご相談ください。

痛み止めやシップは使ってもいいですか?

つらいときに一時的に使っていただく分には問題ありません。ただ、梅雨の肩こりは姿勢や自律神経が背景にあることが多いので、薬やシップだけでは根本的な対策になりにくい面があります。セルフケアと合わせて、気になるときはご相談くださいね。

(理学療法士 廣畑 駿也 監修)

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この記事を書いた人

廣畑 駿也のアバター 廣畑 駿也 ひろはた整体ラボ

資格:理学療法士
臨床経験:病院・クリニック勤務にて、整形外科を中心に脳神経・呼吸器など幅広い分野の治療に16年間携わる。
得意分野:長年の肩こり・腰痛・膝の痛みといった慢性的な不調・怪我・病気・手術後の不調
所属院:ひろはた整体ラボ(JR三田駅徒歩3分)

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